私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.031 「うん。キスしちゃうぞ~マサ~。」
「えっ!!!今なんて言ったマサ???…確か…、おもちゃって…言ったような…。」
チューハイを飲みながら愛美。
「ふん、おもちゃの会社。」
将史。
「…って…。」
果南。
「ぷっ。」
と、翔太。
「…あっ、いや…、ごめん。うんうん。そっか…、おもちゃの会社か…。」
愛美と果南、共に、将史の顔の近くまで寄ってきて…。
「な…、なんだよ、その目…???」
のけ反るように将史。
「ぷっ。ちょっと愛~~。キスさせちゃうぞ~~。」
余りにも将史の顔に接近した愛美に果南。
「うん。キスしちゃうぞ~マサ~。」
愛美。
「ば~か。」
笑いながら愛美の顔に左手を…。
「ふふ…、愛~~。」
果南。
「くくく…。うん。」
「彼氏は…おもちゃの会社か~~。かっわいい。」
「マサ。ありがと…。」
「はっ!!!何でおまえらが、礼を言うんだよ???」
「…ったく~、これだから鈍感は~~。愛…、言ったんさい~。」
果南。
「いいの、いいの。いっつもこんな感じなんだから…。」
愛美。
「何が何だか分かんねぇけど…、まずはこれで、一安心。飲もうぜぇ~~。」
翔太。
「あっ、ここにもいた…鈍感男。」
果南。
「あっ、パパ、おっ帰り~~。」
沙織。
「はい、ただいま。…ん~~???どうした~沙織~。何やら随分と嬉しそうな…。」
出掛け先から戻ってきた勲。
「ふふ~ん。」
「なんだ~???何か…嬉しい事でもありましたか…???」
「あら、帰ってましたか…。お帰りなさい。」
孝子。リビングに入ってきて…。
「ねぇ~ママ、ママ。話して良い~???」
沙織。
「ん~~。うん、良いわよ。勲さんもきっと喜ぶから…。」
孝子。
「何々、何かあったのかな…孝子さん???沙織も…???」
沙織、
「実はね~~ふふ…。……。」
勲、
「はい???…はあ~~???」
孝子、
「…で。」
沙織、
「ふふ、いいでしょ。」
勲、
「こりゃ、こりゃ。…え~~~。」
お茶を一口啜って。
「世の中…、面白い事も、あるもんですね~。ははは…。…で…、決めましたか…。」




