私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.021 「今度の金曜日の夜は…。」
「でもねぇ…、結局は…リストラされちゃって…、現在に至るって訳。」
そこに、斜め向かいから話しの中に割って入る、大島茜。
「…って~事は…、もしかして…眞叶さん…って…。…あっ…ごめん。当然…シングル…だよね…。」
「はぁ~あ~。結婚してないから、リストラかぁ…。このご時世…、深刻だわ~。」
百合子。
「まっ、ウチには関係ないかな~。」
啓子。
「うん。あの社長には、そんな事、絶対させない。」
百合子。
「…ん…???」
瞳美。
「…そうですか…。もう他の皆さんと溶け込んでますか。嬉しいですねぇ~。」
勲。
「えぇ、さすが社長。先見の明ですね。」
克己。
「ははは…。とんでもない。偶然ですよ、偶然。」
「お疲れ様。初日…、疲れたでしょう~、慣れない事ばっかりで…。」
真理。
「ん~ん。逆に楽しかった。それに、皆さん優しくって。」
瞳美。
「おやおや。初日から、私たちが褒められたみたい。良かった。じゃ、盛大な歓迎会、用意しなきゃ…ふふふ…。」
「あっ…いや。…そんなつもりじゃ…。」
「くくく…、冗談よ、冗談。…でも、今度の金曜日の夜は…、空けといてね~。」
「はい。」
そして、歓迎会当日、夜。
「わお。眞叶さん、ビール…行ける口ですねぇ~。」
啓子。
「いえいえ、と~んでもない。でも…気軽に飲めるからビールの方が好きなんです。」
「な~るほど。んじゃ、もっかい乾杯。」
「はい。ふふ。」
「ん~~、やってるね~。」
克己。
「あ~部長~、飲んでますか~???」
少し酔いが回ったような感じの百合子。
「誰だ~、百合子にこ~んなに飲ませた人は~???…って…、まっ、いつもの事か…。」
そこへ、
「は~い、盛り上がってる~。ひゅ~、飲んで食べて~大いに楽しみましょう~。」
孝子である。
そして女子社員、
「キャ~~、副社長~。」
「さすがにいつ見ても綺麗~。」
啓子。
「あら~啓子ちゃ~ん、ありがとうねぇ~。あなたも…可愛いいわよ~。」
そばで克己も笑いながら。
そして孝子を支えながら勲。
「眞叶さん、どうですか、飲んでる…???」




