私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.018 「えっ!!!奥様…、副社長!!!わっ。」
部屋に入ってくるなり孝子。神部、
「はははは。はい、いらっしゃいましたよ~。素敵な人が~。」
目をパチクリさせて瞳美。
「す…、素敵な人って…、そんな…。」
照れながら神部を見て、そして女性を見る瞳美。
そして思わず目を見張り、唇が…、
「き・れ・い…。」
にこやかに笑い、
「あなたが眞叶瞳美さんねぇ。神部から聞いております。妻の…、孝子と申します。」
その声を聞いた瞬間、いきなり畏まって瞳美。
「わっ!!!えっ!!!奥様。」
そう言った途端に深々と頭を下げる。
「私の妻です。神部孝子さん。そして、我が社の…、副社長でも…、あります。」
「えっ!!!奥様…、副社長!!!わっ。これ…は…。」
いきなりあらたまって瞳美、
「眞叶…、眞叶瞳美…と、申します。初めてお会いします。…よろしく…お願いします。」
孝子、
「はい、よろしくお願いします。思った通り、素敵な方ね、勲さん。」
「…い…、いさお…さん…???」
孝子、
「ええ…、そう。私の旦那様、いさおさん。そしてこの会社の社長、神部勲です。」
「ありがとうございます。孝子さんにもそう言って頂けると、嬉しいですねぇ。」
瞳美、少し、変顔のまま、頭の中で…、
「いさお……、たかこ…さん…。わお。」
「さて…、詳しい事は…、先日話した通りです。そして…、肝心の眞叶さんの…部署なんですけど…。」
勲。
瞳美、
「はい。」
「企画の方…、お願いして…、よろしいでしょうか。」
「はい。分かりま…、えっ…、企画…???」
「はい。企画です。」
「…マーケティング…では…、なく…、ですか…。」
「はい、そうです。まっ、マーケティングの中に、ある意味では、企画も含まれてますから、まずはそちらの方から…。」
「は…、はぁ…。」
「期待してますよ、瞳美ちゃん。」
孝子。
「は…、はぁ…。…って…、はい。頑張ります。」
そう言いながら…瞳美、頭の中で、
「いきなり…瞳美ちゃん…。はは…。…でも、綺麗だわ、この人…。」




