私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.110 「なんでそんなに可愛いんだよ。」
「どれどれ。」
そう言いながら机から離れる悟朗。
恵都、
「へぇ~いろんなのがあるのね。」
「あはっ、これ…かっわいい~~。」
瞳美。そのオマケにボソっと、
「なんでそんなに可愛いんだよ。」
と、にっこりしながら。
その時、そんな瞳美を見る将史がニッコリと、
「ようやく笑ったか。」
「うん。…えっ…???」
そしてもう一度、そのオマケを人差し指で弾いて、オマケの首がグラグラと揺れた。
「へっ!!!」
その瞬間瞳美。いきなり、
「わっ!!!!わわわわわわ。え―――――――っ!!!!」
一同、ドキン。
「びっくりした~叶さ~ん。」
遼。
そのままテーブルに紙を持ってきて、一気に書き出す瞳美。
一同、
「……。」
瞳美、
「…と…。で…。こう…。なって。こう…。そして…。」
少し鼻が詰まったような声で、左手で頬を拭うような仕草も…。
将史、
「かな…。」
そんな将史をそれぞれが見ながらも、
「叶…。」
そしてようやく。
「できた――――――っ!!!バン!!!」
目を真っ赤にさせながら、
「ふぅ…。どぅ???」
いきなりその紙に集中する一同。
「待った。待った、待った。」
ジュリアン、すかさずその紙をコピー機に。
「ほい、ほい、ほい、ほい。」
それぞれに一枚ずつ。
「はぁ~~~!!!!」
遼。
「なんだ…これ???」
智也。
目を真ん丸にしての恵都、
「ひゃ~~。」
「これって…。ええええ…???…ぷっ。」
茉祐子。
「お~もしろ~い。かっわいい~~。」
「かっはははははは。何なんだこれ!!!」
悟朗。
「マ~坊!!!」
思わずガッツポーズで将史、
「おし。いける。いける。うんうん。これなら行ける。叶―――っ!!!」
「でっしょう~~。」
瞳美。
「すっごいね~~。逆境に強いね~叶ちゃ~ん。」
ジュリアン。
まだ目を赤くしている瞳美。そして…、
「マ~坊…、ありがと…。まだ…、5日ある。うん。」
将史、
「おぅ。」
「そして…、唐崎さん。ジュリアン、ありがと。」
「はぁ…???」
南朋とジュリアン。
「このオマケ…、見なかったら、思い付かなかった。」
「あっ…、あ~あ~。いやいや…、まさか…、こんなので、お役に立つとは…。」
南朋。




