私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.108 「悔しくねぇのかよ!!!!」
一同、将史を見つめる。
将史、
「…そうだな、もう…5日しかないよな。…けどな…。俺はやだぜ。まだ5日ある!!!」
瞳美、
「……。」
その将史の言葉に、穏やかな表情になった悟朗、
「ふふ…。」
そして五郎を見て、恵都、
「ふっ。」
将史、
「まだ5日ある。俺はやだぜ。…ざけんじゃねぇぜ、どこの馬の骨かは知んねぇけど。ざけんじゃねぇっつうの。」
強い口調。
いきなりビクンとする遼、智也、茉祐子。
「っ叶!!!!!!悔しくねぇのかよ!!!!」
その将史の声に、いきなり背中をビクンと動かした瞳美。
小さな声で、
「マ~坊…。…桐生…くん。」
恵都、
「わ~お。」
「うん。まだ…5日ある。」
遼。
「うんうん。まだ、5日あるよ、叶さん。」
椅子から立ち上がり、瞳美の肩をさする茉祐子。
その傍で、
「まだ…5日って…。」
智也。
その智也の鼻を捩じる茉祐子。
智也、
「い~た~い~。」
恵都、
「くく…、茉祐子~。おもしろ~い。」
「だな。マ~坊の言う通りだ。まだ5日ある。」
悟朗。
「くよくよしてても…、仕方…ないだろ。ケイト…、喉…乾いたな。」
恵都、
「お~けぃ~ふふ…。」
既に、メンバー集まって2時間…経過していた。バッグを持ってドアに…。
ドアを閉めて廊下に顔を向けたその途端、目の前、
「ハ~イ、ジュリア~ン。」
「わ~。おばちゃん、いたんだぁ~。ははは…。」
「わ~お。南朋まで…。いらっしゃい、久し振りね。ゴロ~、中よ。」
「こんにちは、奥さん。ども。久し振りです。」
南朋。
「へっ…、おばちゃん…、どこへ…???」
「ん~。みんなに飲み物…。」
「あっお~~。ほい。」
…と、南朋の両手に、コンビニのビニール袋。
「どっちみち、私の方が一番遅くなると思ったから、途中でね…。」
「わ~お。ナイスタイミ~ング。」
「遅れてごめん、みんな。」
ジュリアン。
瞳美、
「ジュリアン…。」
少し潤んだ目をしながらも、
「お疲れ。」
ジュリアン、
「うん。」
それぞれが、
「ジュリアン…。」
そして、瞳美、茉祐子、智也、将史。
「ジュリアン…。」




