私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.105 「どうなってんだよ、一体…???」
「わりぃ、愛。何がどうなってるのか…。何だかヤバそう。」
将史。
「もう~~、マサ~~。」
愛美。
「この埋め合わせは…いつか…、な。」
「きっとよ~。もぅ~。」
そのまま道路に向かって走り始める将史。
「どしたの…将史…???」
戻ってきた愛美に翔太。
「知らな~い。なんだか…ヤバいって…。」
「ふ~ん。」
大通りまで走り、タクシーを捕まえて将史。スマホの画面を見ながら、
「どうなってんだよ、一体…???」
そのまま悟朗に電話。
「おぅ…、マ~坊、今、どこだ~???……。そうか。今俺も会社向かってる。」
助手席に座っている恵都の持つ自分のスマホに話し掛ける悟朗、
「みんなも多分、今頃会社に向かってるはずだ。とんだ災難だ。やってくれる。」
きつい表情で運転している悟朗を隣で見ながらの恵都。
「ゴロ~。」
「一体、誰だい、こんな事するヤツ~。…で、コッチは渋滞ってか…。時間…掛かるな、ジュリアン。」
デートでドライブ中の最中に遼から電話を受けたジュリアン。
「南朋…、どれくらい掛かりそう~???」
「…2時間…で、…カンベの会社…まで…。御の字か~。」
こちらはロードバイク姿のままバイクを走らせ遼。時計を見ながら…。
こちらはようやく駅に着いて、階段を降りたところで茉祐子と鉢合わせの智也。
その茉祐子を見た時に、智也、思わずドキリ。
「茉祐子…ちゃん…???」
「わお。智也君。丁度…ナイスタイミング…、急がなきゃ。」
スキニージーンズに淡いオレンジのTシャツ姿の茉祐子。
「何ジロジロ見てんのよ、行くよ。」
いきなり智也の左手を握って…。
智也、
「わっ、わわわわ…。はいはい。」
10分前に自分の席に着いて画面を見ながらの瞳美。スマホで…。
「ゴロ~、叶ちゃん…。」
恵都。
「おぅ。もうすぐだ、あと5分で着く。」
悟朗。
「叶ちゃん、聞こえた~???」
スマホに恵都。
電話の向こう、
「はい、分かりました。」
智也と茉祐子、
「遼さ~ん、何その恰好~???かっこいい~~!!!」
「へへ…、バイクで直接来ちゃった。」
遼。
「ひゃ~~、遼さん、そんな趣味あったんだ~。」
またまた智也と茉祐子。
「…って、言いながら、茉祐子ちゃん、中々…可愛いじゃん。」
にんまりと遼。




