私には…。俺には…。“絶対!!!!” vol.010 がっくりと頭を下げて…。
がっくりと頭を下げて、
「はい。ありがとうございました。いえ…、大丈夫です。はい…。失礼します。」
潤んだ目を拭い、
「か~~~。…ったく~~。あ~~~。どいつもこいつも。どっちもそっちも。こんなのありかよ。大体なんで、俺が、この俺が…。」
そしてまた着電。
「…ったく、これでラストかよ。はい、桐生。……、な~んだ、お前か…。びっくりさせんなよ。」
翔太である。
「なんだよ、ご挨拶だな~。…で…、どうなってんの、結果の方は…???」
「…ん…???…まぁ…な…。やれやれ…、だ…。」
「何よ、その…やれやれっての…???」
そして…、
「え―――――――っ!!!まじで!!!全部ダメ――――――っ!!!」
「…いや…、正確には…、まだ…ひとつ…、残って…。」
「いや、残りひとつって…、最悪ジャン。おい、将史。とんでもねぇ状況だぞ、それ~~。」
「うん。分かってる。だから、今…必死で、また…探してん…。」
「おい、もっかい課長と部長に話してみようか…俺。」
「ばっきゃろ~。…んな事出来る訳ねぇだろ!!!」
「だって…、おま…。このままじゃ…。」
「あぁ…、分かってる。何とか…。」
「いや…、何とかっつうたって…。」
「いいか翔太。…この事…、愛には絶対に言うなよ。絶対に。分かったな。」
「あぁ…。分かった。…けど…さ…。愛美ちゃんにも、手伝ってもらっても…。」
「うっせぇ。絶対に~だ・め・だ!!!」
「…と、言っても、結局、電話は来るぞ、愛美ちゃんから…。」
「ま…ぁ、そんなときはおめぇ…。そんときは…、そんとき…だ。…忙しい、電話切るぞ!!!」
そして翌日。買い出しの帰りに自分の部屋の郵便受け。
「…ん…???」
部屋に戻って、封を切る。
「やられたか…。…あ~ぁあ。」
そのまま後ろに、ズデーン。
「どうなってんだか…。」
そして、そのまま天井に向かって、
「わ――――――――っ!!!…ったくよ…。」




