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追っかけはしてみるものだ

作者: GONJI

2年ほど前からマイブームがあります

追っかけをしています

誰の・・・


その方とは?

天火明命で、またの名を天照國照彦天火明櫛玉饒速日命

ようするに饒速日命です

古代大和朝廷の有力豪族の物部氏のご先祖とも言われております

なんかよく解らないけどすごい方の追っかけをしていると思われるでしょう


日本神話や古事記や日本書紀にも登場される方でいろいろな説がありますが

天照大神さんのお孫さん

邇邇芸命さんのお兄さんともお父さんとも伝えられています

邇邇芸命さんは神武天皇の曽祖父と伝えられているそうです


神話では天孫一族の饒速日命は当時の大和の土着の豪族長脛彦の妹を娶っておられたのこと

その時に神武東征で攻めてきた神武天皇とは同じ天孫一族であることから、反対する長脛彦を討ち取って大和の地を神武天皇に差し出したとのことです

そういう風に解釈しています


私は饒速日命に関係する神社を巡りました

饒速日命が天の磐船に乗ってその地に降り立ったとされるかつての河内国河上の哮ヶ峯で現在の大阪府交野市にある磐船神社

天の磐船と言われている巨岩が御神体です


そして饒速日命とお子様の宇摩志麻治命が祀られている東大阪市の石切劔箭神社の上の社と下の社

大阪ではこちらの神社は石切さんとして「でんぼ」治癒の神様として信仰を集めています


奈良に移動して天理市の石上神宮

この神社は神宮と名称がつく格式の高い神社で、物部氏の総氏神です

御祭神は饒速日命のお子の宇摩志麻治命とのこと


同じく奈良大和郡山市の矢田坐久志玉比古神社

凛とした雰囲気で気が引き締まる神社です

饒速日命が天の岩船で空を飛んだことから現在は飛行機の神としての側面もあるそうです


そして大和国一の宮と言えば大神神社があります

三輪山をご神体とし蛇神信仰もあるこの神社は古来より謎多き神社です

私は古来より物部氏が関与していますので饒速日命も関係していると思っています


と、大阪人の私には旅行というほどの距離はないところを巡っておりましたところ

偶然、愛知県の一宮に行く用事がありそこで真清田神社という大きな神社と出会いました

地名からして尾張国一の宮なのだろうとお参りし、神社の由緒を見て驚きました

御祭神は天火明命

これは饒速日命なのです

そう言えば饒速日命は尾張氏のご先祖でもありました

しかし、何も知らない私がいきなりこの神社に詣でることになるとは・・・

きっと饒速日命に呼ばれたんだと思った次第です


追っかけしているといつかは想いが通じるものなんだ


しかし、私が何故に饒速日命の追っかけをするようになったのか?がよく解りません

ただ、今住んでいるところがかつての物部氏の本拠地の辺りだったことは確かなようです


謎は深まるばかり

追っかけはミステリーでロマンに溢れています



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