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漫才「休日の過ごし方」

作者: チャチャ

二人 「どうもー」

ボケ「今から僕が変な事を言ったら、隣のお兄さんが訂正する面白いやり取りが3分ほど続くよ」

ツッコミ「あまり、そういう事漫才のはじめに言わないでくれるかな??やりにくくなるから!」

ボケ「これこれ!」

ツッコミ「もっとやりにくくなるわ!でも、少しでも楽しんでいってもらえるように頑張るのでよろしくお願いしますー!」

ボケ「お願いします。最近さ、家にいる事多くなったけど、休みの日とか家で何してるの?」

ツッコミ「あー、僕はテレビ見てるかな、アニメとかドラマとか見るの好きなんですよね」

ボケ「そうなんだ、僕は逆にテレビ全く見ないんだよね。」

ツッコミ「ほー、テレビ離れですか、今どきの子だね、じゃあYouTubeとか見てるのかな」

ボケ「いや、歌うたって対戦してる」

ツッコミ「へー!カラオケバトル的なことかな?」

ボケ「いやいや、自分で作った歌でバトルするのよ」

ツッコミ「自分で作詞してるのか!ちょっとどんな感じなのか一曲聞かせてよ」

ボケ「見渡せばー」(和歌を詠む風に)

ツッコミ「え!?和歌??今どきの子っていうか、平安時代ね、戻っちゃってるのね、まじかー、てか、周りに和歌で対戦してくれる友達なんているの??」

ボケ「いや、それがさ、今は便利な世の中だよね、ネットで全国の人と繋がれるじゃない。」

ツッコミ「え...オンライン??オンラインで和歌読みあって対決してるの?!めちゃめちゃ興味深いじゃん、それ。ただね今日はテレビを見ない君にお勧めのテレビ番組紹介したいから、それはまた今度聞かせてもらうわ。」

ボケ「うん。また、今度ね。」

ツッコミ「まずは、半沢直樹!これは社会現象にもなるくらい人気なドラマだからさすがにテレビ見てなくても知ってるかな。」

ボケ「いや、知らないですね、はの字も知らない。」

ツッコミ「はの字も知らないは、もうただの馬鹿だよ。」

ボケ「知らないですね。」

ツッコミ「じゃぜひ見てほしいんだけど、まずあらすじを簡単に説明すると、銀行員の半沢直樹がね」

ボケ(食い気味に)「あ!銀行で思い出した!」

ツッコミ「なんだよ急に、今説明してるんじゃん。」

ボケ「お前金返せよ!」

ツッコミ「今言わなくてもいいでしょ、みんなが観てるんだから」

ボケ「いや、いつ貸したと思ってんだよ!さすがに遅すぎる!もう、倍にして返してもらわないと許さないからな!ば・い・が・え・し・だ!」

ツッコミ「いやいや、ドラマ知ってんじゃん!」

ボケ「話そらすな!どうしても今すぐ返せないっていうなら、土下座してもらうからな!」

ツッコミ「めちゃくちゃ知ってんじゃん!!一回落ち着いて、お金は後で返しますから、次のおすすめ紹介させて」

ボケ「しょうがないな」

ツッコミ「これもねー、子供から大人にまで人気だからもう知っちゃてるかもしれないんだけど、鬼滅の刃!」

ボケ「き?きめ、きめつ?」

ツッコミ「なんか白々しーなー、あの、鬼滅の刃っていうのはアニメなんですけれど、竈門炭治郎っていう心優しい少年がね、」

ボケ(食い気味に)「あ!炭治郎で思い出したんだけど」

ツッコミ「またー?」

ボケ「私最近書道を習い初めまして、」

ツッコミ(食い気味にボソッと)「うん、ちょっとどこに炭治郎要素があるのかわからないんですけどね?」

ボケ「その成果、今見せちゃってもいいですか?エア習字で!」

ツッコミ「エア習字?なんだそれ気持ち悪っ」

ボケ「ちょっと!静かにしててくれるかなー!全集中してるところだから」

ツッコミ「いやいやいや、鬼滅の刃知ってんじゃん!」

ボケ「全集中、筆の呼吸、一ノ型」

ツッコミ「おいおいおいおい!もういいって!さっきからめちゃくちゃ知ってんじゃんか!」

ボケ「いや、知らないって言ってるじゃん、そんな寝ぼけた事言って、ぼーっと生きてたらチコちゃんに叱られるぞ?」

ツッコミ「もういいよ」



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