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10話 「馬鹿な……早過ぎる」とボスは言った


 一度治癒能力を使用した後は話が早かった。最初は俺が痛がると基本舐め、時々治癒だったのだが、舐めた時にあまり喜ばず、治癒の時に大げさに喜んでやると、積極的に治癒を使うようになった。はじめてのヒーリングからおよそ二週間で怪我や苦痛を察知するとほぼ確実に治癒を使ってくれるまでになる。

 ヒーリングリコーゲンの成長率はいまいちよく分からない。必死に治癒した次の日は頑として治癒を使おうとしないから、混沌的成長痛があり、二日に一度ペースの成長である事は間違いない。絆創膏以下の治癒能力は二週間でなんか怪我がほわほわするぐらいには伸びたので、極端に成長率が悪い訳でも、高い訳でもないだろう。数字にできないのではっきりとはいえないが、たぶん1.2~1.8倍程度と見た。


 ヒーリングリコーゲンをただ使うだけの基礎訓練からいずれは応用訓練をする必要があるだろうと思い、一体どうやって応用を教えれば良いのかと悩んでいたのは一か月ほどだった。冬の寒さが息をひそめ春が顔を出す二月の下旬、俺はイグのヒーリングのクソ卑怯性能をはっきり認識した。

 端的に言えば、イグのヒーリングリコーゲンには応用訓練が要らなかった。回復度こそまだ低いものの、最初からなんでも治せた。


 まず、切り傷や打撲が治るのは早々に確認した。まあ、こういう傷が治らない治癒など治癒とは言えない。十分想定の範囲内だ。

 次に確認したのは火傷や骨折。特に骨折は治癒能力の性質次第では折れ曲がったままくっついて治ってしまう危険性があり、かなり勇気を出して小指の骨を折って(練度が低いため三回に分ける必要があったものの)治してもらったのだが、ぽっきり折れた骨は独りでに正常な位置へ戻ってくっついた。火傷は普通に治るばかりか痕も残さなかった。

 三つ目は古傷への作用だ。ヒーリングに味を占めたらしいイグは、老婆という事もあってか、時折自発的に自分の腰や歯にヒーリングを使う。すると古傷が薄くなり、毟られて禿げ気味だった体毛が生え始めていた。一体どんな原理なのか、古傷や死んだ毛根まで治してしまうらしい。

 四つ目は病気と毒への効能。インフルエンザの流行している場所へ突っ込んで行ってわざと感染してみたのだが、イグはそれすらも治してしまった。練度不足で瞬間完治とはいかなかったが、一日で完治した。鏑木さんが大学時代のツテで知り合いの医師を無理言って説得して考案してもらった後遺症が残らないよう調整された様々な毒の数々をわざと服用してみても、イグはやはり瞬間完治ではないものの治してみせた。

 そして極めつけは細胞への作用だ。証拠が残らないよう他県の小さな病院の病棟に忍び込み、寝ている癌患者にヒールを浴びせたのだが、明らかな癌の縮小が見られた。更にイグを日本に連れてきた直後に獣医に診せた時に採血された血と約三か月が経過した現在の血を比較すると、推定年齢が違った。九歳から七~八歳に若返っていたのだ。イグのヒーリングは細胞の不具合まで解決してみせたのである。


 凄いし、ずるいし、酷い。

 なぜ応用訓練ゼロのはずなのにこれほどの頭おかしい万能性を発揮できるのか。俺が視界内の物体を引き寄せるか押すしかできなかった単純念力を応用していくのに一体どれだけ時間をかけたと思う? 十年だぞ十年! ノートレーニングで万能治療してんじゃねーよ! どんな原理だよ! 天照一の頭脳、鏑木さんも早々に匙を投げる正体不明な万能性だ。正に「超」能力。嫉妬でキレそう。いや凄いよ? 期待を遥かに超えていて嬉しい。嬉しいが腹立つ。

 不正行為(チート)能力やめろ! ふざけるな! 頑張って地道に努力してる超能力者が馬鹿みたいだろうが!

 だが、その苛立ちも全幅の信頼を込めた円らな瞳に見つめられていると消えていくのだから、そういう所を含めてイグは本当にずるい。悪気は無いんだよなあ。むしろ善意しかない。

 それにチートだなんだと言い出すなら、俺の一向に見えない成長限界もそうだし、翔太くんのめちゃ高初期値もそうだし、鏑木さんの44秒停止も、燈華ちゃんの毎日成長もそうだ。みんな何かしらの突出点は持っている。今更か。


 ネンリキンをはじめとする超能力原基の共通特徴として、等比級数的成長がある。この成長は初期はゆっくり伸びていくが、途中からは急成長を見せる。1を1.1倍しても0.1しか成長しないが、1000を1.1倍すれば100も成長する。イグにもその兆候が見られ始めている。三月上旬のうちには重症を数秒で完治させるレベルに届くだろう。成長限界に達しなければの話だが。

 負傷時の治癒環境は概ね整った。そろそろ大規模戦闘イベントを入れたいところだ。


 大人になってから忘れがちだったが、学生は学生で忙しい。翔太くんと燈華ちゃんは中学二年生。あと一か月ちょっとで中学三年生だ。高校受験の時期である。

 鏑木さんが家庭教師につく予定とはいえ、鏑木さんだっていつも勉強を見てやる時間があるわけではない。二人の志望校次第では勉強時間をかなりとる必要がある。天照の活動は表向きの世界を守る大義はとにかく、本質的には青春に彩りを添えるものであって、受験勉強を妨害し、将来に暗い影を落とすものではない。学業優先だ。

 夕方から夜にかけて世界の闇と戦うのは地味に時間を食う。よーし、勉強するぞ、と思った瞬間に呼び出しがかかりさあ戦えと言われたら苛立つし集中もできない。世界の闇との戦闘回数は今後減らして控えてもらう事になる。受験勉強の息抜きになればよい程度だ。

 鏑木さんが翔太くんと燈華ちゃんの分も請け負う、という体でいけば、戦闘回数=世界の闇の出現回数を減らしても疑われはしないだろう。燈華ちゃん加入前までは鏑木さん一人で東京を守っていた事になっているのだし。というか、まさか世界の闇が受験勉強のために空気を読んで出てくるのを控えるとは夢にも思うまい。


 大規模戦闘イベント開催の理由は受験以外にもう一つ、最近の対世界の闇戦のマンネリ化の兆候も挙げられる。原因は主に翔太くんだ。


 負けイベ後、翔太くんは自分の未熟を悟り、出撃を控え訓練に集中した。おかげで今では絶対零度エターナルフォースブリザード(鏑木さん曰く絶対零度に限りなく近いだけで絶対零度ではないらしい)を達成し、手から発する冷気もある程度操れるようになっている。剣や盾の形をした凝縮冷気を出し、そこにペットボトルの水を注ぐ事で即席武器形成、という面白スキルも編み出してみせた。概ね手が届く距離内なら冷気の形状や範囲を操作できるらしい。

 燈華ちゃんも翔太くんからアドバイスを受け炎の剣や盾を作れるようになっていたから、超能力者の出す冷気や炎には元々ある程度の、1~3m程度の遠隔操作を受け付ける性質が備わっているのかも知れない。元々ネンリキンが起源である事を考えれば、僅かにその名残があったとしても不思議ではない。


 冷気を発するだけでなく操作できる事からも分かるように、翔太くんの冷気はただの冷たいモヤではない。熱エネルギーの移動によって冷やしているのではなく、分子そのものに働きかけ分子運動を低下させて冷やしている。結果、翔太くんの冷気で冷やされているモノは強度が高くなる……らしい(鏑木さん、談)。

 雑な理解になるが、通常の冷気を物体から熱を奪い取り意気消沈させて動きを鈍らせるものだとすると、翔太くんの冷気は物体を無理やり抑えつけ動きを鈍らせるものである。結果的に物体の、分子の動きが鈍り、熱が下がって冷える事に違いはないのだが、原理を考えると大きく違う。

 通常の冷気に冷やされた分子は、元気がなくて動きが鈍いだけなので、ぶん殴れば吹っ飛んでいく。一方翔太くんの冷気で冷やされた分子は、無理やりその場に抑えつけられているので、ぶん殴っても吹っ飛べない。つまり外部からの圧力がかかっても、変化を起こしにくい=強度が高くなる。


 ホントかよ、と思うが、実際翔太くんが冷気で冷やしている間、冷やされているモノは冷えるほど強靭になる。絶対零度の氷の盾はほとんど破壊不能に近い。秘密基地で行われた実験では、少なくとも拳銃の銃弾では傷一つつかず、弾を受けた衝撃すら殺しきってみせた。翔太くんの冷気から離れると、冷えた物体の温度はそのままだが強度は通常に戻るので、絶対零度氷盾を作って渡してみんな無敵装甲! というのは不可能だが、それでも大したものだ。嘘臭くすらある。鏑木さんはファンデルワールス力がどうのとかスピン角運動量がなんちゃらとかぶつぶつ言って首を捻りながらもなんとか納得していたから、一応論理的に説明がつく力ではあるのだろう。俺には分からん。理屈を捏ねくり回しても、そもそもが人智を超えた超能力なのだから、物理的に説明しようとしても似非科学にしかならないと思う。


 二月に入ってから世界の闇戦に復帰した翔太くんは、氷の武器と火の心で軽く引くぐらいの獅子奮迅の働きを見せた。その戦闘は冷静かつ果断。柔軟性に富み、油断もない。

 翔太くんの数か月ぶりになる第二戦で、もし反省が甘いようならヤキを入れてやろうと思い、俺は大型の世界の闇に襲わせた。軽トラぐらいの巨体に翔太くんは全く怯まず、まず自分の全周囲をドーム状に絶対零度に冷却し、破壊不能の白い壁を作成。触手攻撃や体当たりを完封する。その間に、ペットボトルの水で細長い氷の槍を形成。あとはタイミングを計って壁を解除すると同時に槍で核を貫き、勝利。

 残心も忘れず警戒を怠らなかったため、勝利の余韻をぶっ壊すために頭上から奇襲をかけた二体目の小型伏兵くんは哀れ回避され、氷漬けにされた挙句あっさり踏み砕かれた。

 終始、動きが戦闘熟練者のそれだった。格闘技を修めているような俊敏さこそないものの、なんというか、心技体の「心」をマスターしてしまった印象がある。

 翔太くん一度の敗北で学び過ぎ問題。


 三戦目、四戦目、五戦目、と続けていっても、翔太くんは揺るがぬ戦闘強者っぷりを見せつけた。時に守り、攻め、逃げる事も躊躇わない。タッグ戦となった六戦目の時、翔太くんの落ち着きぶりに驚いた燈華ちゃんに語ったところによると、「火になりきるんだ、燈華」との事である。何を言っているのか分からない。分からないが、強い。どうやらとんでもない奴を覚醒させてしまったらしい。思えば負けイベの時も自分を呑み込む敵を内側から凍らせるとか、パニック状態では普通できない漫画みたいな戦い方しようとしてたしな。片鱗はあったと考えるべきか。

 

 そんな翔太くんであるから、すぐに戦闘は作業ゲーと化してしまった。生半可な世界の闇では覚醒翔太くんが秒殺してしまう。かといって、翔太くんを苦戦させるような超強い世界の闇を出したら今度は燈華ちゃんが困る。燈華ちゃんはまだ成長途中で、家庭用ガスコンロ以下の1200℃の炎しか出せない。そもそも水でできた世界の闇に燈華ちゃんの炎は相性が悪く、蒸発させたり焼き切ったり、という戦法は世界の闇が巨大化するだけで途端に難しくなるのだ。

 翔太くんで歯ごたえある戦闘になる強さの世界の闇をデフォルトで出すと、燈華ちゃんが死んでしまう。


 そこで、大規模戦闘イベントである。燈華ちゃんだけでは負ける。翔太くんだけでも負ける。燈華ちゃんと翔太くんが力を合わせ、鏑木さんのサポートも入れて、フルメンバーが総がかりでようやく勝てる――――そんな強敵との戦いを演出し、翔太くんにとって作業ゲーと化しつつある世界の闇戦を引き締めると同時に、中学時代の特大の思い出をプレゼントしたい。憂鬱な受験シーズン前にパーッとね。三年に進級する前のこの時期を逃せば、次は高校生になってから。あと一年弱待たなければならない。


 さて。イベントのためにまた色々と下準備をしなくてはならない。

 「人間卒業試験」と題するこのイベントは大規模戦闘、いわばボス戦がメインとなり、大怪我が予想される。死なないように加減はするが、ボス戦なのに軽傷のみというのは不自然だろう。これはイグに治して貰って解決するのだが、そのためにイグには燈華ちゃんか翔太くんに慣れ、同伴できるようになって貰わなければならない。重症を負うたびに天岩戸まで搬送するとなると手間だし、搬送時間が命取りになりかねない。


 俺は天岩戸にやってくる翔太くんに積極的にイグを仕向けた。モンキーフードをあげさせてみたり、翔太くんが忘れていったマフラーを使って臭いに慣れさせたり。

 翔太くんもイグを気に入っているようで、三週間もするとイグは翔太くんの肩に乗るほどに慣れた。慣れ過ぎて翔太くんの胸ポケットからチョコシガレットの箱を勝手に引っ張り出し、手に抱えて持ち逃げしようとするほどだ。尻尾を掴まれ捕獲されると、箱を燈華ちゃんにパスしていたので、燈華ちゃんにもそこそこ慣れてきているのだろう。燈華ちゃんは可愛いマスコットに好かれるため、無香料の化粧に変えたりナチュラルメイクにしたりして苦心していた。その努力が実ったのだ。

 なお、鏑木さんは香りも含めての自分の美貌だと思っていて早々に仲良くなるのを諦めたので、イグとは冷戦状態になっている。クリスマスに俺が鏑木さんの誘いをイグの世話を理由に断ったのをまだ根に持っているのもあるようだ。そりゃ雌猿に負けたのは屈辱よなぁ……悪い事をしてしまった。でもイグを放っておけない大切な時期だったから。クリスマスに女性二人に引っ張りだことは、俺も偉くなったもんだ。


 俺がイグの調教を進めている間に、鏑木さんは装備の更新を進めていた。認識票(ドッグタグ)と、戦闘スーツだ。


 ドッグタグは天照所属の身分証明として使う。ドッグタグというのはそもそも兵士が持つもので、顔が吹き飛んだとか全身燃えて何が何やらとか、そういう遺体の身元確認に使う。天照は恐るべき世界の闇と日夜激闘を繰り広げる秘密結社。世界の闇に捕食され、死体も残らない場合も……ある訳ないのだが、表向きはそんな事も有り得るという事になっている。だからドッグタグは持っておいた方がよい。持ってた方がカッコいいし(理由の九割)。

 鏑木さんは「酷い死に方をした時のための物なのよね?」と理解に苦しんでいたし、燈華ちゃんはドッグタグそのものより珍しく俺が喋って手渡したという行動そのものにびっくりして喜んでいたが、翔太くんは素直にめちゃくちゃ喜んでいたので良し!

 なお、ドッグタグは表に天照の太陽のシンボルが刻印され、裏には個人名と認識番号、血液型、生年月日が簡素に彫られている。プラチナをベースに数種のレアメタルを含有する合金製で、デザインは俺、製作は以前から海底のレアアース及びメタンハイドレート事業で提携している鐘山テックだ。


 戦闘スーツはその名の通り戦闘のために使う。例えば燈華ちゃんは、自分の炎で自分の体を焼く事はないが、服は普通に燃える。耐熱範囲を拡張し、服にも耐熱を付与する訓練はしているが、まだまだ時間がかかりそうなのだ。戦闘中に服が燃えてバカバカすけべ! とかやってたら、その隙を突かれて死ぬ。服が燃えて見えてはいけない部分を見られても戦闘を続行できる胆力があっても、戦闘後に困る。帰り道の服はどうするんだという話。

 あとは世界の闇の攻撃を普通の学生服で受けていたら、何着替えがあっても足りない。頻繁に制服をボロボロにして帰ってくる子供に親御さんは何を思うだろう。鏑木さんの財力でその都度新しい制服を支給する事もできるのだが、頻繁に制服が新しくなっていたらそれはそれで怪しい。

 だから、普段から服の下に着込んでおき、戦闘時になったら素早く服を脱いで戦闘モードに移行できる。そんな戦闘スーツが必要だ。戦闘服を持ち歩いておき、戦闘時に着替えるのは時間がかかるし人の目もあり難しい。光に包まれ変身シーン挟んではい着替え終わり、なんてギミックがあればいいんだけどな。そういうのないから。


 戦闘スーツは服の下に着込む以上、あまり厚手のものにすると普段の生活が辛い。クラスメイトに大仰なスーツを着込んでいるのがバレても困るから、必然的にぴったりした薄手のものになる。

 鏑木さんがプロのデザイナーに発注して作った黒の防刃スーツはサメ肌状で、メッシュや切れ込みが多く入り夏は涼しく冬は暖かい仕様となった。フードと鼻から上を覆う仮面で、必要なら顔も隠せるようになっている。ちょいちょい露出があるのと、翔太くんの堅いデザインのスーツと比べて燈華ちゃんのスーツが華やかで露出が多いのは、放熱のためと銘打っていたが完全に趣味だろう。体のラインが浮き出るスーツを着た燈華ちゃんはめちゃめちゃ恥ずかしそうで翔太くんの目線から隠れようとしていたが、翔太くんは鏑木さんが惜しげもなく晒す戦闘スーツで強調された胸に目を吸い寄せられていた。

 少年! 火の心はどうした! こんな時こそだぞ!


 一着六十万円の特注戦闘スーツも体育の授業があり着替える必要がある時は怪しまれないように脱いでおく必要があり、常在戦場とはいかないが、現実的に考えてこんなもんだろう。予備のスーツは天岩戸の地下基地に保管しておく他、各自自宅に一着は保管しておいてもらう。隠し場所は、まあ、自己責任だ。燈華ちゃんが自室の阿修羅像の中をくりぬいて隠したのはいいとして、翔太くんがエロ本と同じ場所に隠したのはモニョる。いやいいんだけどね。一番見つかりにくい場所を選んだ結果被ったんだろうし。


 イグの調教を済ませ。

 ドッグタグを配布し。

 戦闘スーツを準備した。


 シナリオは練り上げ、用意は整った。

 時は三月、春休みを目前に控えた平和な日。いよいよ天照プロデュース大規模戦闘イベント「人間卒業試験」の始まりだ。

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[一言] ノートレーニング···脳トレ?
[一言] 体操得意な黒髪JCのスーツ・・・? 私のブリーフィブリンがはじけ飛んだので初投稿です。
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