史上最低な勇者!
上最低の勇者!
『お、お主は、史上最低の勇者じゃぁぁぁ!』
.....と、俺はとある異世界のとある王宮のレモスとかいう酸っぱそうな名前の王に文句を言われている。
ここで、何故、こんな状況にいるか1から説明させてもらう。
時は遡る事、一昨日。
たまのい てる
俺の名前は玉ノ井 輝。(軽くキラキラネームだ。)
俺は普通の中学に通う、中学生だ。
ただ、人と違う所があるとしたら、性格が悪い!自分で思うほど性格が悪い!
だから、当然友達なんて.....いや、1人だけいる。とても馬鹿でマヌケだ。だが、周りに流されない。今時、珍しい奴だろ?
ま、そいつはどうでもいいとして、俺はいつも、学校へ行って、帰ってきたら小説か、ゲームをして暇を潰している。
ま、要するに暇だったわけだ。
そこで、異世界に行く方法を、片っ端から、調べて、試してみたわけだ。
そして、試すこと142個めで、やっとヒットしたんだ!
そう、煙と一緒に自称 悪魔が出てきたんだ、性別は女で年齢は、14ぐらいまぁ、俺と同んなじくらいだ。
ハッキリいって、可愛い!
『おい、そこのブスさっさと、願いを言えそんでさっさと、魂渡せ。』
うん.....こいつと、仲良く慣れそうには、ないかなぁ...
このクソブスビッチと手を繋いでお花畑をスキップしている、姿が頭に浮かばない。
『さっさと、願いを二つ言わぬかクズ!』
俺は感一発の所で振り上げた手を、下ろして言った。
『それじゃあ、1つめはどっかファンタジーな世界に飛ばしてくれ。』
『フンッ、今すぐにしてやる!』
『2つめは、俺の魂を、あげなくてもいい。』
『え...いやいや、それが目的なんだし、そんな事いわれても』
『願い2つ言ったからな、はよしろ』
『......むぅ、不服だが、とりあえず転送するか。』
俺の体を囲むように魔法陣が出てきて、づきの瞬間にはなんかようわからん、王宮の中に居た。