プラントキラーその後
前回、私がモウセンゴケくんを枯らしてしまったという事実をお伝えしたことを覚えているだろうか。
その後クモくんとの共同生活が始まったのだが、どういうわけかクモくんはいつの間にか姿を消していた。
たまに窓を開けたときに逃げていったのか、それとも不幸な出来事があったのかは定かでない。
そして梅雨が明けて結局毎年のように猛暑がやってきて、窓をたまにしか開けない生活が続いている。
窓をほとんど開いてないはずなのにどういうわけか虫は飛んでるので窓を開けて追い出す、という換気するために窓を開けるんじゃなくて虫を出すのに窓を開けるって、よく分からない状態になっています。
このままじゃいかんと思って、ほぼ死にかけているモウセンゴケに……ある秘策を施した。
スポンジの上に置いて直に吸わせるというもの。
これが良かったらしく、枯れていくばかりだったモウセンゴケは、なんと新しく葉を付け始めたのだ!
そしてするする伸びていき、葉を増やし続け……ようやく、マッチの先くらいの葉を開き始めた。
ちなみに元々あった茎のほうはピクリともしない。もうあいつはやられたのかもしれない……ひどいことだ……。
葉っぱのほうは、ちっちゃく活動し始めたとはいえ虫を捕ることにはまだ不向きで、日がな一日、日光と水をふんだんに浴びて成長を促進させているわけなので、いつかはまあ大きく成長すると思う。
植物の力ってすごいなーと思うのと同時に、いないかもしれませんが、うちのモウセンゴケさんに生きろ! と応援をくださった皆様に感謝します。