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2/10

また小説書き始めた話

※途中から文章がキモくなっているのは、

多分書いてるうちに気分が盛り上がってるからです。ごめんね!


一部のつらい思いをする物書きさんにも伝わったらうれしい!


あとなんかデカ文字になってたから修正しました。なんでだ。

不定期更新だからいつ書いても良い。これは楽ちん。


関東地方は今日も暑い。というか蒸す。

梅雨に入るんだなあと思う、湿気を含んだ生ぬるい空気感が実感を強めてくれる。


じっとりしてきた陽気のせいか、物理的にお腹いっぱいだからか、小説書くのも集中力が足りなかったので、今回もつれづれやっていこうと思う。

一部の物書きさんによっては悲しい内容かもしれない、少しばかり刺激的な内容だ(……かもしれないだけで、たいしたことは無い可能性が高い)



一時期、私は自分の好きなことも、何をしたいのかも、小説を書く意味も分からなくなった、嫉妬やら後悔やら悲しみやらの混沌の中にいた時期がある。


孤独をこじらせてただけだろ、といえばそうなのだが、

元々陰キャなのと、よく話していた人は違う分野で活動されているので「ねえねえなんの話~★」みたいにもできず、楽しくやっているのを遠くからぐぬぬしていた。

どっかのゲームの興味ないねソルジャーさんにひしひし親近感を覚える。


んで、小説を書いていても、なんのためにやっているのかが分からなくなってしまっていた。


今なら「なんのためって、これは自分がやりたいから、書きたいからやっている」とはっきり言えるのだが、当時は誰かに見て貰ってどんな感じなのかという……いわゆる反応がすんごい、メチャクチャ欲しかった。


今だって罵倒以外は、貰える反応はいつだって貰いたい。

作品を公開されている人には避けて通れないところかもしれない。


「えっ別に感想とか反応とか要らないんだけど……」って人は多分、一切合切の苦悩から解き放たれた……いわゆる解脱した人みたいなもんだ。

同人誌とか出してる人なら「ああ……まあ売れればそれでありがたいもんな」と分かる……が、

どっちみち次元が違いすぎるので、まだ私のようなやつにはその領域は理解できない。

わからないことを語れはしないので、これ以上触れないでおく。


たぶん、だいたいの創作者は反応が欲しいのである。


SNSで流れてきた記事だったから、名前もうろ覚えでソース出せと言われてもわからないけど、どこぞのアーティストでさえも反応がなさ過ぎて辞めますといったら、好きだから辞めないで欲しいとかメチャクチャ反響があったとか。

プロでさえこれだ。


まあ、そんな感じで、みんな自分の生産したモノの善し悪しが自分では分からない。


毎日ご飯を作ってくれるお母さんが、家族が美味しいって言わないから美味しいか不味いか分からんと悩むのも、ちょっと違うけどそういう感じかもしれない。

うちの母は、私が美味しいという食べ物があるとそればかり買ってくる。

一時期、ラ○チパックのブルーベリー味を美味しいと言ったら、毎日買ってくるし+1パック増えるという謎の大惨事が起きた。最高5個まで増えた。デブ活か。

あれ以来、ラ○チパックさんには落ち度がないので申し訳ないが、ブルーベリーを見ると苦い気持ちになって手を伸ばせない。

だから、加減を知らぬ家族の前で『美味しい』と言えない……なら仕方が無いと思う。


和風総本家とか見ていて、感謝のビデオレターを見た職人さん達が泣いてしまう気持ちがよく分かるというものだ。



「パンと豆助の話なんかいいからお前の話しろ」という声が聞こえてきそうなので、先を急ごう。



サイト持ちでろくすっぽ宣伝してないせいとはいえ、まあとにかく……反応がない。

たまにこの世に私が存在しているのかどうか、SNSで呟いてしまうくらいアレなやつになることがあった。ちゃんといいねもらえたから見えてるようで良かった。

今思えばすごく、それはものすごく落ち込んでいたのだろう。



何度も作品が好きだと伝えて貰ったりもしたが、暗い道に踏み出してしまったモノには、その言葉など届かないのは……悲しいけれどリアルでも創作でも明らかである。


「自分の創作には価値がないのだ。誰にも求められてはいない」


そんなふうに感じて、疲れてしまった。

じゃあ当時、私の小説を応援してくれる人がいなかったのかといえば――そんなことはなかった。


全くそんなことは無かったと断言していい。本当にありがたい話である。

まあよくある話だ。ありすぎて、聞いている創作者のほうが明日は我が身と感じて辛い話だ。






そこから新たなる趣味を見つけようと、いろいろ手を出した。

刺繍、DIY、ミニチュア作り、フェルトぬいぐるみ、布を切り出して人形作り、積みゲーの消化、旅行などなど多岐にわたる。

それなりに楽しかったが、刺繍以外、長くは続かなかった。

(刺繍はたまにやっている)


一番続かなかったのはフェルトぬいぐるみ造り。

次はミニチュア作りだ。


……私は大雑把な上に不器用だったのである。うん、知っていた。

フェルト人形キットは難易度最弱の★1だったにも関わらず、私が作ったヌコチャンはブサイクすぎた。ブサすぎて、家族がこれ「猫だ」と分かるまでに時間を要した。

私も猫だとは認められなかった。秘密裏に抹消した。


布製のぬいぐるみは、布を切り出したものの縫い目が粗すぎて、できあがりが悲惨な呪いの人形になった。

悲惨すぎて解体するのも憚られて……そいつ?ああ、私のノートパソコンの横で寝てるよ。


なんか悲壮な感じから随分楽しい感じになってしまったが、まあお子様の頃から、お人形遊びは得意だったが手先は器用ではなかった。くやしい。


まあ、「あたしって、ほんとバカ……」っていう、○やかちゃん状態になってから、三ヶ月くらいはそういう謎の爆死状態が続いた。

ついでにいえばソシャゲも爆死していた。これはだいたいいつものことだから気にしないで。


家の中の掃除をしようと思って、いろいろ片付けていると……資料集がたくさん出てくるのだ。

新紀元社さんには足を向けて寝られない。


これはもう要らんやろ、と思ったがやはり棄てられない。

本は積むものだが、彼らは私の大事な本だ。一緒に世界設計を頑張ってきてくれた相棒なのだ。


プロットや設定の本。

ファイルに入れると大体どこにどんな名前で書いたか忘れるので、まあノートによくまとめたものだ。たまに途中までしか書いていないノートもある。

これは書き起こす前に興が乗らなくて辞めていた【プロットで満足しちゃった病】という、創作者あるある犠牲である。むしろエタる前なので幸運とも言えよう。

これは自分の歩みなので、棄てようかと思ったが私に罪はないので辞めた。



結局片付かなかった。

片付けたのは……戦闘描写は凄く良いのに、出てくる女の子達とあとがきの作者ページが絶対に『好き』になれないラノベ1、2巻だけだった。これ以上続きは買わなくて良かった。


パソコン上に残っているサイトの残骸。

必死にタグを手打ちして作った可愛い奴だ。

これを消すと、私が書いてきた小説たちが失われる。

最後に読み返しておこうと思ってじっくり読んだら、自分好みだったから面白かった。

途中で小説は途切れていた。そりゃそうだ。だって連載途中だったんだもの。


続きは――ある。


私の頭の中に物語の終わりまでと、プロットはデータの中。


この物語の登場人物は、魔王と交渉するとかいう無理ゲーだろみたいな内容のために旅をしているわけなのだけど……先に完結した物語内で起きていた事件の過去の話、という設定なので、終わりがどんなものか決まっている。


しかし、彼らの旅はここで終わっている。

登場人物は暇だろうな、とか、心身に異状が出て苦しんでるんだろうなとか、そう思うと申し訳なくなった。


書きかけのデータを開く。

かわいそうに、投げかけるような会話文で止まっていた、と思う。

なんでうろおぼえなのかは……。



続きを、入力したからだ。


こうしたらキャラクターは、ようやく動けるようになった。


たまに書いてみたらとても楽しかった。

少しだけ泣いた。


ちなみに、彼らの旅はまた困難に巻き込まれている。

常々行く先々でやらかしてくれるので、マジで国交に関わりそうだ。迷惑でしかない。

なろう上ではエタってるやつだ。俺tueee.netさんが新旧まとめて教えてくれる。

ノクターンとかは出ないが、なつかしいなーとか、まだ残ってるのかよとか古傷に刺さる。



まあ結局、新しく探した趣味もそうだ。私は結局『なにかを作ること』が好き。

造るより創ることが好きだ。


それに……今なら素直に思う。私にだって、ちゃんと見てくれる人はいた。

そして、当時とは違うかもしれないが、今も見てもらっている。


創作論を語っている人はごまんといるから、私が今更何か言うまでもないし、いかにPV伸ばすかとか研究もしてないから、ご大層に論じるようなモノは持ち合わせてない。


しかし、ブクマが伸びなかろうと、評価が入らなかろうと。

また来てくれる人、毎日わざわざ楽しみにしてブラウザ開いてくれているのはありがたいのではないだろうか。

もちろん、書籍化されたい・注目されたいという気持ちでやっている人は尊敬している。

その努力と気力は凄いものだと思う。


書き手も読んで欲しいと常々思って工夫しているし、読み手も、常日頃から面白そうな小説を探している。

この記事を見ていたあなたはたまたま、こうして私とお会いできた。

どうも初めまして。とても光栄だ。


創作は楽しい。読むのも書くのも好きだ。

たとえうまくなくてもいい。


長編ばかり書いているが、始めたらやっぱり終わらせたい。

ただ、一個終わるとまた次を考えてしまうから、死ぬまでにはなんか全部終わらせたい。

好きなものをたのしく書く、そんな素直なかたちでやっていこうと思う。


余談ではあるが、くだんのルフティガルドという小説は、そこそこ重要な設定の紙がどっか行ってしまい、今またちょっと読み直してまとめ直すゆえに停滞という、憂き目に遭っている。

それなのにこうして連載また広げやがって、大丈夫なのか。

ほんとにまだ飽きずに待っててくれるのか心配である。今月中には更新します……やだ……先月も言ってた……。



慰めにもならないかもしれないけれど、もし、いつかの私のように心に闇を抱えてくじけそうな執筆者がいたら、ちょっとだけでもいい……ブクマしてくれた・評価をくれた方々のことを思い出して欲しい。

理想や目標にはぜんぜん届かない人数かもしれない。

もしかしたら何か想定とは全く違うかもしれない。


でも。あなたが続きを、作品が完結するのを期待している人はそこにきっといる。

ブクマと評価まで入れてくれた人だ。ちょっとシャイなだけで、最大限応援してくれているじゃないか。羨ましい限りだ。



最後にまた某魔法少女の話になるが――あんなことになってた、○やかちゃんは救済され、親友の隣で笑ってくれているのだ。よかったね。

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