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神殺しのラグナロク  作者: 田月新一朗
3/5

幸せ


 街に戻ると周りの人達(主に男性冒険者)からの視線を感じる。それはそうだ、僕の隣には黒い髪を背中までのばし白い軍服の様な服を着込んだ美少女、腰には日本刀もどきを携えて歩いている。

リリスはこの街では有名な腕利きの冒険者だ。(オマケに超がつく程の美少女)そんな男性冒険者達の憧れの存在と街中を歩いているのだ。(改めて見ると美少女だなぁ)そんな事を考えていると目的の冒険者ギルドの支部に着いた。

 

 ギルドの内装は半分が任務の受付場所もう半分が飲食店になっている。注意:在り来りだなと言う意見は受け付けてません。僕もそう思っているから。任務達成の報酬を受け取った僕ら3人は飲食店の席についた。席について早々キュースが思い出したように口を開いた。

「そういやよぉまたパルテノン王国が維持者ヴィシュヌに喧嘩を吹っかけるみたいだぞ」

 維持者ヴィシュヌとは世界に7人存在するとてつもない強さを持つ集団の事である。個々の目的は違うようで人々に危害を加える者も居れば逆に助ける者も居る。

「全く国も馬鹿だよね。絶対に勝てない相手にどうして挑むんだろ」

そんな疑問を漏らしていると、怒りをあらわにして怒鳴ってきた。

「ちょっとウィーク。なんで人間が維持者ヴィシュヌに勝てないなんて言いきれるの!?人類にはまだ勇者とあの人が居るじゃない!!」

こんなに興奮したリリスは見たことがない。

あの人と言うのは世界最強の剣士にしてリリスの剣の師匠でもある男なのだ。

さらにその男は現在勇者と呼ばれている「クロノ」と言う男の剣師匠でもある。

「いくらでも維持者ヴィシュヌには勝てないんじゃないかな?あっちには龍帝も居るし」

龍帝とは維持者であり、世界最強の存在である龍族を束ねる存在の事である。そいつの実力は計り知れないと言う噂なのだ。


 そんな他愛の無い話しをしていると急にギルドのドアが空いた。

そこにはパルテノン王国の王国警備隊隊長であり、軍部の将軍でもある男がたっていた。その男は国民等からは悪徳将軍と呼ばれ嫌われているのである。

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