第23話 祠 part4 表ボス
は?なんで魔王!?
と、とりあえずステータスチェックだ。
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初代魔王レプリカ
詳細︰不明
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なん...だと...
いやまて、表ボスで魔王とソロバトルは無いだろ!
「貴様が今代の勇者か...凄まじく大きな力を持っているな...」
「喋れんのかよ...」
「無論。さぁ、私を倒し、力を手に入れて見せよ。」
ほんと驚かせてくれるぜ、全く。
いまアースグングニルを使っても5本ぐらいしか出ないだろう。
敵も何をしてくるかわかんないしな...
さて、どうするか。
「来ないのか?ならば...」
「はやっ...!」
「こちらから行くぞッ!」
一瞬で後ろに回り込まれた。
こいつ...肉弾戦タイプかよ!
「『武器変換︰盾ッ!』」
杖を盾に変えて敵の拳を受ける。
敵の攻撃が重い...今までの敵とは強さが全然違う...!
「ほう...これを止めるか。ならば...『魔具召喚︰篭手』」
敵の手に篭手が装着される。
明らかに禍々しいオーラが漂っているんだが...
ディバインブーストかけ直した方がいいか?
『大地よ!神の力を以て守護の力を与えよ!ディバインブースト︰守!』
「防御付与魔法か...良いぞ、もっと私を楽しませろ!」
敵の近接攻撃を盾でいなして防ぐ。
やべぇ、敵の攻撃が激しすぎてこっちから攻撃できねぇ。
どうしたものか...よし、土魔法で武器を作ろう。
とりあえずは...剣だな。
ー強い意志の波動を確認。ガイアの欠片のロックを一部解除。
スキル"金属武器生成︰剣"を取得しました。
キタコレ!
ご都合主義ってモブにもあるんだな...いや、この世界来てからご都合主義ばかりな気がするけど...うん、気のせいだ。気のせいってことにしておこう。
作れる武器は剣だけか。
これもイメージにでどんな剣になるか変わるんだろうな...
だったら!
「『金属武器生成︰剣!』」
「むっ!」
魔王のレプリカが攻撃をやめ、距離をとる。
その間に...
「よし、出来た!ここらは俺の番だ!」
作った剣はただただ固く軽くをイメージした長剣だ。
形は洸大のエクスカリバーを慎ましくした感じ。
素材はやっぱりオリハルコンだったよ。
「ふむ、そちらが盾と剣ならばこちらも合わせようぞ。『魔具召喚︰魔剣』『魔具召喚︰盾』」
おっと、魔剣っていったぞ今。
とりあえずダメ元で鑑定。
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魔剣グリーヴァ
品質SS
特性:闇属性適正上昇 大、俊敏上昇 大
呪印:無し
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いや、これ普通にチート武器じゃん。
こんなのあいつら勝てんのかよ...
あ、縦の方は...
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カースレイジシールド
品質S
特性︰火属性魔法軽減 中、水属性魔法軽減 中、土属性魔法軽減 中、闇属性魔法軽減 中、物理衝撃軽減&反射
呪印︰光属性魔法被ダメージ上昇
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あ、こっちはSで一応呪印もあるんだ。俺にとってはただ厄介なだけだけど...
「ふ...私の剣に看取れるのはいいが、油断すると...死ぬぞ?」
「うおっ!」
斬撃が飛んできた。
かと思ったら高速で剣を構えて突っ込んできてただけだ。
いや、危ないけど。
にしても速すぎるぞこいつ。
なんとか動きを止めないと...
なんとか盾で敵の剣を受け止めて動きを止めて...
「ぬん!」
ギィン!
ここだ!ストックしといた魔法で...
「『アースグレイプニル!』」
「なんだと!?」
金属の鎖が動きの止まった魔王に絡みつく。
だが、ここで終わりじゃないぞ!
「『金属操作!』」
絡み付いた鎖を変形させ、さらに鎖に魔力を注ぎ込み、強化する。
これならこいつもほとんど動けない。
あ、今更だけど剣の使い方は少しだけしか知らない。
ほんとにすこしだけロガリオさんに教わった程度。
「せやっ!」
「ぐっ...!」
聞いてるな...よし、これなら...
止め行けるはず!
「『武器変換︰杖』
『大地よ!我が魂の呼び声に応え、目の前の敵を滅ぼす槍となれ。神敵を討ち滅ぼす槍の名を冠す槍よ、地神ガイアの名を以て裁きを下さん!"アースグングニル!"』
できた槍は4本。
「くっ、ここまでか...」
「くらええええ!!」
槍が魔王を貫いていく。
土埃が収まり、そこに魔王はいなかった。
...どうだ?
『WAVE100をクリアしました。勇者育成プログラムを終了します。
プログラム終了に従い、勇者にギフトを贈与します。』
天井からゆっくりと何かが降ってくる。
ローブと腕輪か?これ。
とりあえず鑑定。
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魔道勇者のローブ(土)
品質SS
特性︰土属性魔法効果上昇 大、物理攻撃緩和
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魔道勇者の腕輪(土)
品質S
特性︰アイテム収納 大、魔力貯蔵
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な、なんか凄いアイテムもらったぞ...いや、借りるって所か。
にしてもこれは使える...
『ガイアの欠片を感知。このままWAVE101に突入しますか?』
どうしようか。まぁ、まだあと1ヶ月以上あるし魔王討伐後でもいいっぽいし、今日はやめておこうか。
「今日はやめる。ガイア、いるんだろ?」
ーなぜ止めるのだ。やれば良かろうに...
「流石に疲れた。あ!ちょっと待て!」
ーどうした?
「次回からってまた1からなのか?」
ーいや、WAVE101からスタートになる。
ほっ...良かった。
ーよくぞこの短期間でWAVE100までクリアしたな...と言いたいところだが...
「なんだよ。」
ーまだまだ魔力の制御が甘い。余分な魔力を使いすぎな上に、魔法の1発1発の操作が曖昧だ。
それと、魔王のレプリカはあくまでレプリカだ。本物はあの強さの10倍以上はあると思え。
「10倍っていわれてもなぁ...」
強さ10倍とか言われてもわからんわ。
ゲームとかならレベルやステータスに現れるからわかりやすいけど。
ーWAVE101からは敵の強さが大きく跳ね上がる。
絶対に油断するな。それと、魔力制御の練習を怠るなよ。
「なんだ?今回はずいぶんとアッサリしてるじゃないか。」
ーそろそろ話す事も無くなってきたのでな。望むなら次は話のネタを用意するとしよう。
「いや、いらん。んじゃ、また2日後に。」
なんか、頑張って倒したのにだれにも褒められた感じがしないっていうのは悲しいな...
読んでいただきありがとうございました。
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なろうでホラーのイベント?みたいなのをやってるっぽいのですが、一応書いてみた奴があります...
21日までにちゃんと仕上がったら参加表明してみようかな...




