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異世界に転生しました。

こういう、主人公最強の小説を書きたくなってしまったので、つい書いてしまいました。

ですが、閉じ込められた冒険者のダンジョン攻略もしっかりと、書きながら書くのでよろしくお願いします。



1話 異世界に転生しました。


何も変わらない毎日。学校に行って、一緒にいるだけで、すげぇ楽しいって思える友達を作って、手が届くはずのない恋をして、帰り道に馬鹿騒ぎして遊んで、何気ない青春を謳歌して、目立ちすぎない平凡な高校生活を終えるものだと思っていた。


だけど、俺の人生は、平凡な高校生活は終わりを迎える。


「はー、やっと終わったか」


「おい、秋人。お前は相変わらず学校が終わるとため息つくなー」


話しかけてきたのは、スポーツ馬鹿の冬夜だった。勉強は全くダメだが、スポーツに関してはクラス1だ。冬夜と仲良くなったのは、中学2年の時。体育着を忘れた冬夜に体育着を貸して、それから何度か話すようになり、いつの間にか仲良くなっていた。


「それじゃあ、俺は部活行くから。きおつけて帰れよ!」


「ああ、お前も部活頑張れよ!」


「おう、じゃあまた明日な」


冬夜は、そう言うと教室を走って出て行った。秋人も教科書をカバンに入れると、席を立って教室を出た。廊下の窓から校庭をみると、部活をやってる生徒でいっぱいだった。そんな生徒を見ながらリクトは、「こいつら青春を謳歌してんなー」と思っていた。玄関の下駄箱に着き、靴を履き替え、玄関を出た。下校する人はもう居なかった。リクトは、門を出て左へ曲がった、家に帰るためだ。日はだいぶ落ちて、すごく綺麗な夕焼けが、みえた。


夕焼けを眺めながら、住宅街を歩いていると、猫が道路に倒れているのを見つけた。猫の近くに行ってみると、猫の頭から血が流れていた。リクトは、持っていたハンカチを猫の頭に、巻きつけ、腕に抱えた。「もう大丈夫だぞ! 今医者のところまで連れて行ってやるからな!」リクトは、走り出した。何も考えずに、駅前にある獣医まで全力で走った。だが、秋人に不幸が襲った。十字路を一時停止せず、突っ切った秋人に一台の車が突っ込んできた。秋人は避けられず直で車にぶつかってしまった。何メートルを吹っ飛んだ。秋人は、薄れゆく意識の中で、高校生活ぐらいは、終わってから死にたかったなと思った。


秋人は真っ暗な世界で目を覚ました。腕の中には、猫がいた。辺りを見回すと、一ヶ所だけ光ってる部分があった。猫をそのまま抱きかかえて、光の方へと向かい秋人は歩き出した。もうずいぶんと光の方へ、歩いているが、光のある場所はまだまだ先にある。やっと光の目の前までやってくると秋人は1度止まり、大きな深呼吸を一回すると、光の先へ行った。すると、秋人の目の先には金色のとてもでかい建物があり、その四方には、今歩いてきたのと同じような道があった。その全ての道には、たくさんの人がいる。しかし秋人が歩いてきたこの道には秋人以外誰もいない。なぜかは、分からなかったが、秋人はとても大きな建物へと、続いている道を歩き続けた。建物に、近づけば近づく程、建物はデカくなり続けた。建物の目の前にたどり着くと、扉があった。秋人は、その扉を開けて、中に入った。中には3人の男が椅子に座っていた。


「おぉ、やっと最後の1人がやってきたか」


真ん中にいた人が喋り出した。


「あなたたちは、誰なんですか?なんで死後の世界にいるんですか?」


「ああ、そうだね。まずは、それを説明した方がいいね。私たちは、一言で言えば神だ。そんなに知られた神ではないけどね」


「なんで神様がこんなところにいるんですか?」


「私たちは、全知全能の神、ゼウス様の使命を受けてここにいるんだよ。それで、その使命って言うのが、君たち死んでしまった者たちを集めて、大規模なゲームをさせるということなんだ」


「大規模なゲーム?」


「うん、ゲームだ。このゲームは、我々神が主催するゲームで、全ての神が観戦するゲームだ」


「それじゃあ、俺にもそのゲームに、参加して欲しいってことですか?」


秋人はちょっと引き気味に答えた。


「ああ、そうゆうことになる。参加してくれるか? もちろん、君がこのゲームで生き残り、ゲームをクリアできたら、元の世界に生き返らせて、今まで通りの生活をできることを約束しよう」


「……わかりました。そのゲームに参加させてください。あとこの猫はどうなるんですか?」


「おお、よかった。これでぴったり1万人のプレイヤーにすることができたよ。その猫も一緒にゲームの中に入ってもらう。ゲームのルールや内容などはまた後で説明があるから、まずはそこにある転生装置の上に立ってくれ」


「これですか?」


「ああそうだ。私は君に期待しているんだ、もしかしたら君になら、ゲームをクリアすることができるかもしれないと、頑張ってくれ私は君を応援しているよ」


そう言うと、秋人の体が光りだし、その場から消えた。目を開けるとそこには、町や塔などさっきまでいたところとは、全く違うところにいた。


「プレイヤーの諸君、ようこそ仮想世界へ」


さっきまで一緒に居た男が、巨大化した立体映像となり、現れた。


「これから君たちプレイヤーには、ダンジョンの攻略をしてもらう」



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