プロローグ
バルスウェルトのバ……ウに点々がよかったんですけど…厨二?承知してます(笑)
や、とにかく出来なかったのですorz
夜中にバンは目を覚ました。
「…………っ!」
もう遅いというのに、外で誰か、一人の女の子と複数の男たちが騒いでいる。
というより。
女の子はバンの連れであった。名はノエという。
「……バカが」
すぐに起き上がり、テントから出る。
まさにその瞬間に、ノエの悲鳴が途切れた。
声のほうを見ると、
腹からナイフを生やし、倒れるノエと、
それを見て固まっている男たち。
「ざ、ざまぁみろこのくそ尼!」「お前、殺すなよ!?」「こいつが暴れるのが悪いんだ!」「おい、連れの野郎が起きて来たぞ
」
口々にわめき立てるヤツらは無視して、バンはノエに近付いた。
「何故出歩いた」
ノエの腹からナイフを抜き取りながら声をかける。が、すでに虫の息のノエに返事ができるはずもない。
バンの目には、動揺も悲しみも、およそ見受けられない。
散歩に出て、襲われたのだろう。乱れた服を整えてやる。
脈を確かめると、かなり弱っている事がわかる。
ナイフには毒が塗ってあったのだろう。
成り行きで助けた娘だ。
どうでもいい。
はずなのに。
言い訳かなにかを垂れ流す男たちを見る。
そして、
「……やきが回ったか」
天を覆い尽くす大岩を見上げて、バンはつぶやいた。
プロローグでした!
も一つの作品との兼ね合いで書くスピードはまちまちかもですがこれから何とぞよろしくお願いします!