表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

第3章:仲間の絆と初戦闘の本格化

瓦礫の街に、夕陽の光がゆっくり沈んでいく。

リク、ミオ、カイトは、先ほどの戦闘で傷ついた足を引きずりながら前進する。


突然、空から冷たい風が吹き抜け、鳥のような影が街を横切った。

「……飛ぶ者?」ミオが息を呑む。


影が急降下し、三人の前に着地したのは、サラだった。

長い翼のようなマントが風に揺れ、鋭い眼光が敵を威圧する。

「遅かったわね」と短く告げると、彼女は戦闘態勢に入った。


その瞬間、遠くのビルの影から大型機械兵が次々と現れる。

数は五体。先ほどよりも圧倒的に強力だ。

リクは咆哮を制御しつつ、仲間たちに目配せする。


> 「力だけじゃ勝てない……チームワークだ」




戦闘は即座に始まった。


ミオ:俊敏な動きで敵の弱点を指示し、戦術的誘導


カイト:盾と角で仲間を守り、敵を押し返す


リク:咆哮の残響で敵の心理を揺さぶり、力を制御


サラ:空中からの奇襲と救援、戦況の俯瞰で連携を強化



しかし、戦闘の途中、三人の間に微妙な心理摩擦が生まれる。


ミオの指示をリクが一瞬無視したことでタイミングが狂う


カイトがリスクを冒して守るべき対象を誤認


サラは遠距離から指示を出すが、距離感が仲間の感覚とずれる



リクは心の中で葛藤する。


> 「仲間の信頼……でも、俺は力を暴走させるわけにはいかない……」




それでも四人は少しずつ呼吸を合わせ、戦場で互いを補完していく。

咆哮の余韻が地面の亀裂を広げ、敵の攻撃を制約する。

赤い夕陽が街を包み、彼らの影を長く引き伸ばす。


戦闘の終盤、サラが空から指示を出し、仲間の動きと咆哮が完全にシンクロ。

最後の敵が倒れると、四人は疲弊しながらも、自然と笑みを交わした。


> 「……これが、俺たちの力か」

「まだまだだけど、少しわかったわね」




瓦礫の街には、新たな絆の爪痕が深く刻まれた。

赤い夕陽は、希望と孤独の両方を象徴するように、街を静かに染めていく。


しかし、遠くの廃墟の向こうで、赤い光がちらつく。

次の試練は、もっと残酷で、もっと心理を揺さぶるものになる──。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ