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自習時間 1

どうもたんこぶです。

自習時間としてサブストーリーを書こうと思います。

「よく読んだらおかしくね?馬鹿じゃね?」って部分があると思います。

ゆっくり軽い気持ちで読んでくださると幸いです。

部活は楽しいものだ。

練習すればスキルがのびる。

友達ができる。

経験ができる。

思い出ができる。

青春の6割は部活でどんなに頑張れるかで決まると俺は思っている。


「今日も頑張ってくれよ〜渡辺が決めてくれなきゃ俺達勝てねえよ。」

「そうだな〜やっぱ、俺が頑張らないと試合勝ちきれないよな〜。」


2年の11月。新人戦がある。

3年生が抜けて自分達が主役になって、大きな公式戦である。

俺の背中には13番が、渡辺の背中には8番が。

それぞれ実力に合った番号がつけられている。


「でも"錬"も緊張を解けば結構活躍できると思うよ、俺は。」

「えっあっありがとう、だけど俺は試合に勝ってくれれば嬉しいよ。俺の勝利はチームの勝利だし。それに、俺は緊張しちゃって、足引っ張るかもしれないし。」

「…練習をいくら頑張っても、緊張で体が動かないってのは実力不足の言い訳みたいなもんだよな。」

「…たまに毒舌だよな、渡辺って。」

「…スマン。傷つけたか?」


"当たっている"

当たっているから余計に傷つく。


「わりぃ試合前にこんな事言うもんじゃねえな。」

「いやいいよ、実際、実力不足なのは事実だし。」


そんな会話を遮るようにキャプテンが話しかけてきた。


「もうすぐハーフアップ始まるから準備終わったらコート行くぞ〜。」

「うす」「へ〜い」


ビーーーーーー


「あ〜緊張する〜。」

「まだ言ってんのかよ。」

「だって相手強そうじゃん。身長高いし。」

「相手を見るな。余計に緊張するぞ。それにハーフアップでビビっていたら相手に舐められるぞ。」

「そうだな、見てたら体が萎縮しちまう。」


まだぎくしゃくするかたい体を動かし温める。


「あ〜スリー入んね〜」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「それでは◯△高校対◯△西高校を始めます。」

「「「「「「「「「「しゃーす」」」」」」」」」」


試合は信じられないほど一方的な試合だった。

98対45

試合に少しだけ出させてもらえた。

俺よりでかいやつに完膚なきまでに叩きのめされた。

ドリブルで抜き去ったと思ったら圧倒的な身長でブロックされた。湧き上がる相手ベンチ、落胆する仲間からの視線、折られた自信。


俺は何も出来なかった。

仲間を助けることも、自分で打開する事も、出来なかった。


あーバスケつまらね。

どうしよう辞めようかな。

なんで俺のゴールデンウィークは1日しかないんだよ可笑しいだろ。部活部活大会しかも負けるし悔しい。あーもうイライラする。

そんでもって唯一の休日の今日もう終わるし。

皆様どうゴールデンウィークをすごしましたか?

どうか幸せに過ごせたことをお祈りいたします。

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