七話
どうもたんこぶです。
ミスがあると思います。
今回もゆっくり軽い気持ちで読んでくださると幸いです。
さぁどうするだろうか?
彼が私に相談しに来てくれたこと。
これは私が信頼されている事を教えてくれる。
少なくとも、36人中1人は私の事を人生の選択の分かれ道にある看板として置いてくれている。
かなり嬉しい。
「まぁ気ままに待つか…」
相談を受けたのが先週だ。もうすぐ5月だ。
コーヒーを口に流しつつ、チョコレートを頬張る。
さて抜き打ちテストでも作るかな。
「あれ?椿先生、今日はチョコなんですね。」
「おはようございます。高橋先生。そうです、このチョコちょこっと市販のより高いんですよ。お一ついかがですか?」
「じゃあお言葉に甘えて……ん〜美味しいですね。確かにいつも家で買ってるチョコとは違う味がします。」
「そうでしょう、そうでしょう。今日も授業頑張ってくださいね。」
「はい!頑張ります!椿先生も頑張ってくださいね。」
「ありがとうございます。」
高橋先生は体育を担当している先生だ。
厳しい言葉を言ってもそれは愛ゆえ、そして彼の担当してきたクラスは皆思い出に涙を流すそうだ。
尊敬する。
キーンコーンカーンコーン
教室に入ると生徒達が静まり返る。
「はい、じゃあ号令!」
「起立、気おつけ、礼!」
「「「「「おはようございます」」」」」
「着席」
「はい、おはよう。今週は二者面談があるから部活とか、家の用事とかちゃんと確認しとくように。もしも外せない用事があったら話し合って変更するように。以上。」
「起立、気おつけ、礼!」
「「「「「あしたーー」」」」」
一気に活気に溢れる教室。
私は別の教室に行かなくては。
まだ授業が始まって2週間位だがもう授業中寝る生徒が出てきた。
そんなに私の授業はつまらないだろうか。
「はい、え〜と、じゃあここの問を渡辺君に聞こうかな?」
……返事はない。
「まだ1時間目だよ。そんなに眠くなる時間じゃないでしょ?ほら周りの人起こしてあげて。」
周りに突かれて身体が跳ねた。
少し笑い声が入る。
「……はい…」
その声は弱々しく、机の上をみたと思ったら拭き始めた。ヨダレでも出たのだろう。
「じゃあ渡辺君、君は何部に入ってるの?」
「あ…はい、バスケ部に入っています。」
「そうなの?バスケ部って朝練とかあるのかな?」
「あります。わざわざ朝早く起きて、朝食も食べずに体育館入って、ただシュート練習するだけなんです。疲れますよ。」
「そうなんだね。朝練は強制なの?」
「…ほぼ強制ですね。」
「ほぼ?」
「はい、元々強制じゃなかったんです。」
「興味深いね。じゃあ眠気覚ましに君の愚痴を聞こうかな。まぁまずこの問を答えてもらった後にだけどね。」
「えっあ〜えっと、どこですか?」
「…周りの人に教えてもらいな。」
あの子の為に少しでも情報があったら、理解が深まるだろう。
「主人公は友に打ち明けるか迷ったからです。」
「まあそれでも良いかな、でも別の考え方もあるよね。他は何かあるかな?渡辺君?」
そう聞くと教科書をじっと見つめてから答える。
「友に気づいてもらえた喜びです。」
「そうだね。その感情もあると思うよ。いい目線だと思う。それじゃだいぶ余裕あるし、愚痴発表の時間にしようか。」
最近気づいたこと。
何か書くには経験が足りないこと。
物語には何か柱がいること。
イメージや考え方、見る視点、文才。
現実に余裕が無いこと。
読者の意見を聞いてみたい。
馬鹿な私の文を読んでどう思うのか。
奇譚ない意見をお願いします。