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無口なJKのダンジョン配信  作者: ジンジャー・ウイスキー
エピソード1 ダイバー配信
6/48

VS巨人

"だからここで助けを待ってもいい"


「……」フルフル

私は首を横に振り拒否する。


"先に進むのかい?"


「……」コクコク

今度は頷きで肯定する。


"わかった、なら見守ろう"

"一応ギルドに要請はしてあるから無理はするなよ"

"俺達がついてるぜ"

"見てるだけだけどな"

"www"


コメントの暖かい言葉に気分が軽くなる。

私は次の階層へ降りて行く。

皆の予想通り同じ洞窟型で相手はオークだった。

今回も等間隔に10体並んでいた。

奇襲とかが無いのでまだまだ余裕だった。

ボス部屋をあけると、そこに居たのは1つ目の巨人だった。


"サイクロプス"

"そのトロさからCランクだがパワーはBランク上位と変わらない"

"もしかして二足歩行縛りのダンジョン?"

"あ~確かに"

"ウルフとかの四足歩行出て来てないね"

"なら次のBランクは恐らくはオーガかな"

"それでもまだ半分…"

"そうだな、こいつ倒せば次が4層目"

"5層前にオーガ(仮)"

"その先は何が待ち構えてんだよ"

"わかるわけない"


大きいなぁ、どうやって倒そう。

取り敢えず、あの大きな目玉は弱点だと信じて見よう。

メイスを思い切り振りかぶり、振り下ろしと共にスイッチを押してメイスの頭部を目玉に向かって射出する。

いきなりの事で対応が遅れて目の横を掠った、それに驚いて仰け反ったところを、射出と同時に走り出して足元に行き片足の脛を強打、固くて手が痺れたが、

たまらずしゃがんだので目玉に棒を突き刺す。

脳ごと貫いたのでサイクロプスはそのまま倒れ動くことは無かったそして魔石とアイテムに変わる。

どれだけ大きくて固くとも生き物である以上弱点はさほど変わらない。


"はえ~"

"瞬殺じゃなくても苦戦せずに倒した"

"ソロでこれができるベテランダイバー何人思いつく?"

"エースとかしか思いつかん"

"だよなぁ、皆普通はパーティーだもんなぁ、ソロがまず可笑しいもんなぁ"

"ドロップアイテム何だった?"


私はそのアイテムを見る。

サイクロプス位の大きさの長柄のメイスだ。

大体、3mちょいかな。


"でっかい"

"どっちが?"

"どっちも"

"www"

"持ち手の柄は人の持てる太さなのに頭部がめちゃくちゃデカい"

"誰が持てるんだこれww"


もてるといいなぁ、魂レベルが上がっていたら持てるようになったりして。

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