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無口なJKのダンジョン配信  作者: ジンジャー・ウイスキー
エピソード1 ダイバー配信
3/48

ダンジョンへ

ゲートの前に着きました。


"ちょwww"

"見るからに地獄の門"

"このゲート、ギルドがランク測ったん?"

"横にFランクって看板が"

"wwwこの見た目でwww"

"確かランクの測り方って中を覗いて出会うモンスターによるんだよな?"

"Fって事はゴブリン?"

"スライムかもよ?"

"なんにしろ安全そうでよかった"

"JKがボロボロになるのはトラウマががが"

"わかる"


カンペをペラリ

『家の道場では杖術と柔術を教えています。』

ペラリ

『私は両方を叩き込まれているのである程度は大丈夫だと思うので安心してください。』


"唐突な宣伝www"

"杖術、だから柄が長いやつか!"

"なるほど"

"なっとく"

"着脱式にも納得、外したらただの鉄の棒だもんな"


カンペをペラリ

『では、入ります。』

カンペを投げ捨てて入っていく。


"ちょw"

"投げ捨てたw"


ゲートを潜ればそこは洞窟型でした。

ふと横を見ると壁に

『全十階層、気をつけたし』

と書かれていました。


"10階層wだからFランクなのかww"

"普通のは少なくても50だもんな"

"最高は100な"

"簡単そう?"

"道場の修行に取り入れるのもありじゃない?"

"実戦訓練www"


取り敢えずメイスの頭部を下に構え歩き出します。

暫く歩くと緑色の小鬼が歩いてきました。


"やっぱりゴブリンか"


私は焦らずに立ち止まりました。

ゴブリンはこちらに気付き走り出しました。

私は冷静にメイスを振り上げてゴブリンの顎を砕きました、それだけでゴブリンは魔石に変わりました。


"www"

"一撃かよwww"

"凄く綺麗に振り上げたな"

"落ち着いてできて偉い"


私は魔石を広い腰のショルダーバッグに入れました。

魔石はギルドで換金出来るので嬉しいです。

暫くはゴブリンを倒しながら一本道を歩きました。

奥に進むとやがて大きな扉がありました。


"え、ボス部屋?"

"え?"

"ありえない"


と言う言葉を見て異常なことと把握しました。

扉に触れると勝手に開きました。

中かを見ると大きなゴブリンが居ました。


"やべぇ、ホブゴブリンだ"

"引き返した方がいい"

"やられちまう"


私は中に入りました。


"ダメー!!"

"やめろー!!"


コメントは無視しました。

とにかくどれくらいの強さか見ようとおもいました。

ですが、扉を通り過ぎると勝手に閉まりました。

逃げられないようです。


"急いでギルドに連絡を"

"防御や回避に徹して応援を待つんだ"

"扉が閉じたから入れなくない?"

"やべぇ"


ホブゴブリンは真っ直ぐに襲いかかってきました。

腰くらいのサイズのゴブリンと違い、大男並に大きなホブゴブリンは寧ろ戦いやすそうだと思いました。

私はホブの攻撃を躱してがら空きの胴に一撃入れ、次の攻撃をいなして武器を絡め取りホブを地面に叩きつけ、倒れたホブの後頭部をメイスで殴り付けました。

するとホブはゴブリンより一回り大きい魔石になって消えました。


"は?"

"え?"

"瞬殺かよw"

"今日が初めてとかマ?"


部屋の奥に下り階段が現れました。

私は少し考え、ホログラムに表示された時間を見ました、【8:20】少なくとも12時まではやろうと思い進みました。


"まだやるの?"

"でも次の階層も気になるよね。"

"心臓に悪い"

"強く生きろ"


私は階段に向かいました。

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