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感想:異世界転職戦記〜マイノリティが集った人生逆転物語〜

この小説のURL https://ncode.syosetu.com/n1543gk/


作者:定光




   ■□■□■




まずはあらすじから。


あらすじは簡潔に書けてて好印象。かなりマイナススタートな誇太郎が、サキュバスやその仲間とどうなっていくのかが気になる。


第1話 素直に生きること


漢字の固有名詞にはルビか振りがなが欲しい。


しかし、またしても現実は残酷な真実を突き付ける。

しかし、またしても誇太郎には残酷な現実が突き付けられる。

辺りが自然かな。


時々、読点が少なく感じて目が滑る。


「……」→「…………」

沈黙は三点リーダ(…)4つ連続が一般的。


嫌味上司、読んでて辛いけどもう少し描写を厚めにしてもいいかもしれない。自殺するきっかけになるんだし。


やがて、先ほど飛び降りた断崖に近づくと、ぽいっとやや粗雑に地面に投げられてしまうのだった。

雑ぅー。


「……ん? ぶはっ、何だぁお前の性癖? 女のおならが好きなのか?」

うーん、マニアック…


フェチシーンとシリアスの温度差が凄い。


『小太郎→誇太郎(?)』の視線にしっかりと向き合い、サキュバスは告げた。


時々、「!」や「?」の後の全角スペースがない。


屁フェチの割にリアクションが薄い気がする…テンションが上がりすぎて気絶するくらいしてもいいと思う。


所謂、事、尚、為、無い

全部、ひらがなでいいと思う。


第2話 ようこそ、嫌われ者の秘島へ


景色に見とれるあまり、〜改めて自分が魔王の城に降り立ったという『自覚→感覚』を得ることとなった。


鬼少女とはうってかわって、〜がっしりした『体形→体型』をしていた。


「この世界に生まれた奴は、大体が何らかの身体術か魔法術を『持って(不足)』生まれてくるんだ。〜平等にいずれかのスキルを身に着けて生まれてくる」


ドラムロールが誇太郎の脳内で再生されながら、フェリシアはやや溜めて答えた。

演出が暑苦しい(笑)


説明が長く感じてきた…


「おい、コタロウちゃん! 恍惚となってんじゃねえ! しっかりしろい!」

ちゃんとしっかりリアクションもするんだね。


そして、改めてフェリシアを『嗜める→たしな(窘)める』。


やがて、完全に『招集→消臭』されたのを確認すると、その力は瞬く間になりを潜めた。


「例えば、お前が人知を超えるような素早さで動きたいとイメージするだろ? そしたら、『それに合わせて(不要)』体がお前の意思に合わせて自動的に動いてくれるってわけ。〜お前のイメージしたとおりに、臨機応変に自動対応してくれるってことよ」


第3話 基礎体力修行


この腹式呼吸『みたい(不要)』も、自分が何度もイメージすれば徐々に合わせてくれる……。


たった一日経過しただけで、見事に『答えて→応えて』くれるのではないか?


「笑んで」は、「微笑んで」か「笑って」の方が自然で読みやすくなると思う。


「そんな私の役目は何でしょうー!」〜「そう! 私シャロンちゃん、こう見えてとってもとってもすごい存在なのですー!!」

こういう魅せる登場シーン好き。


 『 (全角スペース。不要)』明るく声を張り上げて、シャロンは主に一礼した。


フェリシアは、スミレに修行のことを相談したところ「『一変→一遍』にやったら、流石にそれはばてる」と修行を分けるように意見し、〜。


益々

ひらがなの方がいいと思う。


第4話 たかがスライム、されどスライム


手元には何らかの『手(不要)』荷物が握られている。


千体討伐する課題に差し掛かってから、既に二時間が経過していた『、→。』誇太郎はライガに言われてからか、思わず空腹を感じた。


滾って

ルビか振りがながある方がいいと思う。


「なあ、ライガはさ……どうしてフェリシアさんの『元→下』に付いたの?」


その後も似たような形で迫ってくるスライム『達→ひらがなの方がいいと思う。』を、誇太郎はこれでもかというほど丁寧に一体『一体(不要)』ずつ切り伏せていく。


第5話 なぜ彼女は身体術を嫌うのか


・ホーンラビットを十体『体(不要)』撃破せよ。


前回のスライムの課題に比べると、モンスターの撃破数にかなりの『数の(不要)』差があり誇太郎は一瞬目を疑う。


「でも、ホーンラビットは初見で挑ませるにはやや厳しいかと。『アイツ』一人だと、上位スライムみたいに返り討ちにされかねませんわ」

スミレの口調からして「アイツ」はちょっと乱暴かも。「彼」の方がいいと思う。


その様子を『伺い→うかが(窺)い』、スミレは少し気持ちを落ち着けて誇太郎に向き直る。


低めの声でそう呟くと、黒ローブはゆっくりと姿を『消えて→消して』その場から離脱していくのだった。


 「第5話 なぜ彼女は身体術を嫌うのか」まで読みました。一話辺りの文字数が多いので途中断念ということではなく、企画の分は読みきれたと受け取ってください。

 まず、物語に対して大ざっぱに抱いた感想としては、「熱い」ことですね。あらすじを読んだ時点では、異世界でのんびり過ごす物語なのかと思っていましたが、キャラの皆が皆一生懸命で思いの外引き込まれました。

 今のところ、好きなキャラはシャロンです。登場シーンから言動までとにかく濃くて可愛い。これでもかとファンタジー要素を感じられるのも好印象です。

 ただ、粗は目立つなと思いました。前述しているとおり、文章はあまり読みやすいとは思いません。あと気になったのは、所々で盛り上がりに欠けるかなあと…前述している部分だと冒頭の嫌味上司。他は誇太郎がスミレを褒めるシーンなんかは、セリフだけであっさり終わらせるので、駆け足で進んでいるように思います。どうしても読者に目を留めてほしいシーンは描写を厚くすると、もっと物語にメリハリがつくかなと思いました。


感想は以上です。

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