感想:コミュ障が転生したって、何にもなんないよ。
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作者:リナリア
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まずはあらすじから。
「!」や「?」は全角の方がいいと思う。
特別転生という独特な言葉があるけど、それ以外には特に惹かれる要素はないかな…「冒険と戦いの物語」って書いてるから何か大きな目的があるなら、そこをもう少し掘り下げて書いてほしい。
第1話 私は「コミュ障」
うーん…いきなり地の文で自己紹介か。苦手なヤツ。
一桁の半角アラビア数字は見にくいから、全角にするか漢字にする方がいいと思う。
「!」や「?」の後は、全角スペースをひとつ入れるのが一般的。
平穏な日々が、今日から薔薇色の日々になるでしょう。待っています。
↓
だいぶウザイ。
さらには顔も正真正銘のイケメン、学校中『の(不足)』陽キャの頂点にいると言っても過言ではないかもしれない。
無い
↓
ひらがなの方がいいと思う。
今更ながら、体育祭関係の頼み事、なんかよりもずっとイタズラやドッキリの可能性が高いということ『を(不足)』考えてしまい、とても怯えている……。
↓
なんかこの一文でめちゃくちゃコミュ障を発揮してて、可哀想に思えてくる…
その日、夕飯はほとんど食べられなかったし、11時にはベッドに入ったのに1時間くらい寝られなかった。
↓
でも12時には寝れたんだね(笑)
第2話 神様との「お話」
転生といっても生まれた頃から始めるわけじゃないのか。正直、転生モノの幼少気が苦手だから自分には丁度いいかも。
「……」→「…………」
沈黙は三点リーダ(…)4つ連続が一般的。
「……ヤダね、こんな奴がご主人様だなんて」
「え、えぇ……」
↓
草。
第3話 私は「ウィザード」
どうしようか悩んでいるところ『の→を』見兼ねてか、門番らしき人の方からこちらに来ていた……。
「おぉ、青の光がとても強い……。〜解析に時間がかかるので、この『12の職業について―入門編―』をお読みになってお待ち下さい」
↓
対応がめっちゃ丁寧!そういや、冒険者(勇者)ギルドが出てくる異世界モノをちゃんと読んだことないから、大体こんな感じなんだろか?
・盗賊
→素早く動き敵を翻弄する、機動力が高い職業。相手の攻撃を『躱し→ひらがなにするか、ルビか振りがなが欲しい』、手数で攻めることができる分、防御性能が低いため、瞬発力が必要。
↓
勇者ギルドが盗賊を管理して大丈夫なの!?まあ、戦闘スタイルとしての盗賊なんだろうけど。
第4話 新たな「仲間」
「各地のギルドには勇者の方専用の宿がありまして、先程お作りしました「勇者カード」を職員の者に見せてから、ご利用なさって下さい」
↓
括弧の中に同じ括弧を入れると見にくい。『勇者カード』の方がいいと思う。
一旦、ここでやめておこう。頭がパンクしそう。
↓
自分もパンクしそうだった(笑)
ま、まぁ、多分助けてくれるんだろうし、適当にスルーしとくか……。
↓
絵名、もう少し構ってあげて。
また失礼なことを言われた。メーリさんといいこの人といい、私はバカにされやすいようです、神様何とかし『た→て』ください。
第5話 水と氷の「シスター」
〜と言う
↓
ひらがなの方がいいと思う。
第6話 大切な「羽根飾り」
褒めてくれてるんだろうけど、やはり言い方が少し『尺に触る→癪に障る』。
随分と早く話が進んでいるように思う。きっと焦っているんだろう、なるべく早く見つけてあげないと。
↓
なんか嫌な予感がする。
気を抜けば追いつかれるかもしれないくらい、ランドスネーク『の速さ(不要)』は速い。
私『と→の』フレアとキャンドルさんのウェーブによって、ランドスネークたちは怯んだ。
第7話 詠唱「魔砲撃・炎」
なんで急に字下げがなくなったんだろ。見にくい…
このチーム、戦闘狂ばっかなの?それともバカなの?
フレアは広範囲を攻撃する魔法だ、敵1体に攻撃するには火力『不脚→不足』だろう。
第?話
「……それもそうか『」(不足)』
「命は、全ての生物に1つしかない。『例え→たとえ(仮令)』どんな理由があっても、神だとしても、生物の命を意図的に奪うなんて許されることではない」
第8話 旅立ち「ネルサ地方」
いきなり店員さんに話しかけられた。やっぱり、いきなり話しかけられるのは慣れない。
↓
コミュ障なのに人に話しかけられやすいって、どんだけオドオドしてるの…
時々、会話文の末尾に句点がついてる。
しかし、必要な魔力が多いこと、発射に若干時間がか
『 (変なところに改行と字下げがある)』
かることから、慣れが必要な魔法。
事、〜して行く
↓
どちらもひらがなの方がいいと思う。
第8話 旅立ち「ネルサ地方」(読んだ時点で投稿されている最後)まで読みました。
読んでいる時に特に感じたのは、「とにかくテンポが良い」ということです。異世界に転生して最初の方から設定がドンッと出てくるのですが、絵名が面白おかしく(主に心の中で)ツッコミながら話が進むので、頭に入りやすかったです。
キャラとしての絵名も、正直、多少もどかしい感じはしましたが、本人は一生懸命ながら時々ボケる辺り、天然ボケキャラとして楽しかったです。狙ってかそうでないかに関わらず、これが書けるのは結構凄いなと思いました。
ただ、物語としてあまり引っ掛かりがなかったというのも感じました…絵名がなんとなく周りに流されて冒険をしているイメージであったり、前述のコメディ部分も香りづけ程度にしかない。
あと、せっかく特別転生という独自性があるのに、絵名の容姿(服装はありましたが)の描写がないので、転移モノと差別化出来ているとも思いません。「自分は嫌いじゃないけど、誰かに薦めるのはためらう」という読後感になりました。もし何か物語の中で強く押し出したいものがあるなら、そこをもっと大げさなくらいに描写してもいいかもしれません。
感想は以上です。




