プロローグ 最初の衝突
今回初めて小説というものを書きました。あんすとーんと申します。
投稿ペースは鬼のように遅い上に処女作なので読み辛いかと思いますが、自分の"面白い"を詰め込めるように頑張りますので、よろしくお願いします。
余談ですがこれは英検に向かう車の中で書いています。ちなみにその車は軽トラではありません。
2020年 9月13日 S県K市
中身の無い会話を弾ませながら登校する男子2名女子1名
そのうちの1人が俺 ー日向 カケルー
年は16 高校1年
「… お前アレの最新話見たぁ?」
「見たぜ めっちゃ良かったよな!」
「ちょっと ネタバレしないでよ!ウチまだ見てないんだけど」
「そりゃ見ないお前が悪い」
「ネタバレしちゃうよぉ〜ん^ ^」
「お前やめとけ?」
自転車で並列しながら横を見て会話していた
交通ルール守らないから…
次の瞬間
なんの変哲もない脇道 この5ヶ月ちょっと、毎日通ってきた脇道
そこから硬く、白い顔が現れる
視界が奪われ、声だけしか聞こえなくたなった
「オイ!しっかりしろ!死ぬな!目の前で友達を失うコッチの身にもなれよ!」
「このままだとキミの遺言『ネタバレしちゃうよぉ〜ん^ ^』だよ!」
声が出ない…何も伝えられない
理由は分からないけど何となく、これで終わりじゃないって気がした。
この時俺は、なんてことない軽トラに俺は命を奪われた… "ハズだった"
あらら 死んじゃった 早かったねぇ〜
「ちょつと。割と真剣に話してるんだから、ちょくちょく入ってくるのやめてもらえます?」
「ごめんごめん 暇でつい…」
「まあ良いですけど…」
そう、何故か俺は今カフェで、
放心していた俺に話しかけてきてくれた女性と情報交換をかねた雑談をしていた。
「そういえば…流れで色々話しましたけど、
あなたは…?」
「おっと!これは失敬 じゃ、お互いに自己紹介といこうか。
私の名前はアリア!国家直属の騎士だよ!
ヨロシク!」
国家直属の騎士…には到底思えない言動に驚く。
「えーと カケルです。
よろしくお願いします」
「で、本題。結構長くなるけど、ちゃんと聞いててね。
君はいわゆる"転生者"というヤツで、これから私の案内で王様の元に行く。
そこで王からの諸々の説明と能力診断が行われて、有力な能力を持っていた場合戦力として国軍に配備される。特別な階級付きでね。
モチロン断ることもできるけど、その場合は一から仕事を見つける羽目になるね。」
「転生…ってことはやっぱここは異世界…弱い転生者にはどのような対応を?」
「一つ目の壁はそこなの!
弱すぎると、普通に暮らしてる中で、異界の文明でコッチの文明壊さないように幽閉されちゃうんだよねぇ。
ま、自分の能力が強いことを願いなよ。」
「ッ!されちゃうんだよねぇじゃないですよ!ここヤバい国じゃないですか!」
「まあ落ち着いて…
2つ目の壁ってのは今回コッチ来たのが君1人じゃ無いって事。
王様の城で会うけど、トラブル起こさないでよ?」
なんで問題児扱いなんだ…
「起こしませんよ!」
「そうかなぁ?
正直、君がマトモすぎて私は怖いよ。
転生者ってのは大体みんなぶっ飛んでるからねぇ…
王様に敬語使わないあたりなら良いんだけど、家一軒壊しちゃったりとかザラだからなぁ」
「マジかよ…」
「マジマ…ん? ごめんちょっと電話…ちょいちょい 今例の子案内中なんだけd…」
異世界にも電話とかあるんだ…
「あい…ばいばーい。
ゴメンゴメン!ちょっち行かなきゃいけなくなったわ!
これ地図だから!城ここね!ここで合流するから!
じゃ!後でね!」
「ちょ、これ現在地書いて無いんですけど!」
「あー… 聞き込みしてなんとかして!」
「えーー!」
「大丈夫だって!…あと、言い忘れてたけど。」
「何ですか?てか何でクラウチングスタートして…」
「ようこそ!我が国デュナミスへ!楽しい楽しい異世界生活が君を待ってるぞ!じゃ!」
「ちょ、待っ…」
走って行ってしまった…
100m何秒だろうか 3秒とかかな?
「…マジで来たんだな 異世界に。元の世界に帰れるルートはあるの…か…?
まあ今は他の転生者とトラブルを起こさないようにしないとな。」
ここから 俺の異世界生活が始まった。
To be continued...
読んでくださりありがとうございます。
あくまで導入なのでドキドキワクワク!というより説明回になってしまいましたが、次話にご期待いただけると幸いです。
次回作にご期待させないよう頑張っていきますよ〜!