修復
なかなか更新せずに申し訳ございませんでした。ゆっくりとですが、更新していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
(なんで…なんで…なんで!!!)
さっき見た光景が頭の中に染み付いて、涙がこぼれそうになった
『ふっ…翔…しょぉ…』
今の彼女は私なんだよ…?そりゃ、あの子の方が背も小さいし可愛い。
人見知り激しい私に比べてあの子はフレンドリー。翔もフレンドリーだし、二人はとってもお似合いだ。それでも…
『それでも、あの子は過去の子でしょう…?どうして、一緒に花火を見てくれないの…?翔…』
ブーッブーッブーッブーッ
『…?…あ、蓮香からだ…』
19:25<雪!今どこにいるの?>
『そうだ…誰にも言わずにあの場所を離れちゃってたんだ…』
19:27≪ちょっとお腹すいちゃったから屋台の方にいるよ。何も言わずに離れちゃってごめんね?≫
19:28<もー心配したんだよー?雪は可愛いから誘拐されちゃったのかもー!って焦っちゃったんだから!(怒)>
19:31≪もう、大げさだよ。私そんなに可愛くないから誘拐なんてされないってば≫
19:31<いーや。されるね!私は絶対する(`・ω・´)キリッ>
蓮香と話していると少し楽になったような気がした
19:35≪はいはい。ありがとw何か欲しいものある?買ってくる≫
19:36<ほんまに?!いやーもー流石雪やわー女神様様!!じゃああれ!きゅうり丸々一本のやつ!名前忘れた>
19:37≪うん。言いたいことは分かったよ。すぐ戻るね≫
約束やで!という蓮香の返信を見た後すぐに私はふと疑問に思った。
蓮香は翔とそこそこ近い距離にいたはずなのにどうして翔は私がいなくなったことを気付いてないのだろう…と
ズキンっ
『そんなに風花ちゃんといるのが優先なの…?………ああもうっやめやめ!深く考えすぎだよね…うん…そうだよ…』
自分に大丈夫だと言い聞かせて私は、蓮香が欲しいと言っていたものを買いに行った
『蓮香』
「雪!遅いで!もうそろそろ花火もクライマックスや!」
『うん』
ふと翔の姿を探してみると、祐翔達と話していた。風花ちゃんの姿は見えなかった
「雪?…はっはーん…翔と一緒に見たいんやなー?うちがキューピットになったろ!」
『え、ちょっ蓮香!待って!』
私が止めようとして、蓮香の手を握ろうと蓮香の方を向くと、蓮香が翔の所に行き、翔の腕をつかみながらこっちに戻ろうとしていた
「え、なになにれんかん。あいつらとバトルしようとしてたんだけど」
「れんかんってなにそれ。れんこんみたいやん!褒めてる?貶してる?」
「褒めてる」
「ならばよし」
などという会話をしながらこっちに二人が来た
「もーなんやねん…あ、雪。どうしたん?」
『あ、えっと…』
翔の顔を見るとあの光景がまたよみがえってきて、胸が苦しくなった
「雪?」
「…うちおじゃま虫やな。ほなごゆっくりと」
「は?ちょっと待てって蓮『しょ、翔!』雪?」
私はどうしても聞きたかった。めんどくさい女だと思われたとしても聞きたかった
あの子の事をどう思っているのかを
「どした?」
『あのね…その…二人っきりになれるところ行きたいなー…なんて……』
「なんで?」
『嫌?嫌ならいい』
「別にいいけど」
別にいいけどと言った翔の顔はあまりいい顔じゃなかった
そして二人で少し離れた人通りが激しくない場所に来た
「で、どうしたん」
『あのね、聞きたいことがあるの』
「聞きたいこと?」
『あのね、風花ちゃんのことなんだけど…』
「あいつのこと?なんで俺に」
『あの』
あの言葉さえくれれば十分だ
『風花ちゃんの事、どう思ってるの…?』
「あいつのことどう思ってるって、普通にいい友達だと思ってるけど」
『本当に?』
「おう。なんでまたそんなことを…あ、わかった。焼きもちだな?」
『へ?べ、別にそんなんじゃ』
「焼きもちじゃなかったなんなんだよwったく、雪は可愛いな。俺は雪の彼氏。雪以外どうでもいいんだよ」
『わ、私以外どうでもいいなら風花ちゃんと二人で花火観なくても』
「ちょっと相談されてたんだよ。悪かった。不安になった?あいつにとられると思った?」
『…………少しだけ』
「ははっ大丈夫だ。お前が好きなんだよ」
優しい顔でそう言ってきたからさっきまで感じていたもやもやがすっと消えた気がした
彼はちゃんと私だけを見てくれてる。欲しかった言葉以上の言葉をくれた
「雪以外どうでもいいんだよ」
この言葉でもっと翔のことが好きになった
この時から変わっていったのかもしれない
この時、しっかりと彼の顔を見てればよかったんだ
「お前が好きなんだよ」と言った時に私の後ろの方に何故か居た風花ちゃんの事を見ていたことを




