チクリ
付き合った日の後、周りからバカップルと言われるほど仲良くなった
「ゆーきっ帰ろ!」
『うん。行こ』
私は近くにいるだけで嬉しかった。隣で笑ってくれるだけで良かった
高校生活初の夏休み
そこで運命が可笑しくなった
17:44<ゆーきー一緒に夏祭りいこー>
17:45《いいよ。他の子も誘ってもいい?》
17:45<おけd(ゝω・´○)>
そうして夏祭り当日、私は蓮香と一緒に翔と約束している駅に向かった
「雪...浴衣にマスクはどうかと思うよー?」
『いいの。私マスク大好きだから』
「ええー...浴衣と似合ってないぞ?」
『いいの。もうそろそろで集合時間だから急ご』
「あ!もー...」
駅に向かうと翔が男友達と居た
『翔!』
「雪!と蓮香」
「え、なにそのついで感。めっちゃきれそう」
『翔も浴衣なんだね』
「おう。初めてや」
『そうなん?』
「うむ。さ、電車乗るぞ」
そうして他の友達とも合流し、一緒に屋台を回ったりして花火の時間まで時間を過ごした
花火が始まる数十分前によく見れる場所に移動した
「ん?風花?」
「お、翔。やほ」
「お前なんで浴衣じゃないねん」
「着替えるのめんどかってん」
「はー?きれそう」
『あ、風花ちゃん!』
「雪ちゃーーーーん!浴衣似合ってるーーー!写メ撮ってもいい?」
『え、う、うん。いいよ』
少し雑談した後風花ちゃんはバレーをし始めた。私は蓮香と聖羅と共に話をしていた
ふと、翔を探してみると風花ちゃんとほかの女友達とバレーをしていた
少し、胸がチクッとした
そして花火が始まった
綺麗な花火が沢山上がって感動していた
翔の姿が見えなかったので探してみると
風花ちゃんと2人で仲良く見ていた
それだけならまだ良かったかもしれない
翔と風花ちゃんの距離が彼女である私より近かったのだ。殆ど肌に触れており、胸がとても苦しくなった
私は一気に悲しくなり、皆に内緒でこの場を去った




