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近い昔お話し  作者: コウ
1/3

鳴り出した携帯電話

鳴ってはならない電話が鳴っていた。


オレは5時30分に起きていつもの中央線で都会に向かっただけの、普通の朝。

いつもと違ったことといえば、立ち寄ったコンビニの店員の大声の朝の挨拶が異様に耳に残ったことくらい。

電車の横では、少し派手なメイクをした30代の女性が半分居眠りしながら吊革にぶら下がっている。


10年以上前に使わなくなって解約。

今は電話帳としてもあまり使わなくなった飾りにもならないただの黒い箱だった。


仕事のカバンの奥底に眠っていた携帯が、、、鳴った。

電車の中で騒音に紛れていたが、感覚でわかる。


降りる駅まであと10分少し、途中で降りるか悩むが、なぜか周りの人の目が普段以上に気になる。


黒い鞄の中の古い黒い、、、所謂ガラケー。

外の天気も、気が付けば薄暗い。

何で鳴るのだ!!!


そうこうしているうちに、次の駅で降りて確かめることに決めた!




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