私の夢の始まり 石田吉蔵さん
実に悔しくなる、桜島には到着できませんでした。 共感された視線愛が完成して永遠になる ことができたの に。
愛する石田さん、昨夜次元が違う空間に水平線の上に浮かぶ星の国を訪れる奇しな夢を見ました。あな たと一緒に空へ上昇し、嫉妬や独占欲を超越して幸せな結合わせで変化させる夢のでした。
あなたの声と熱い情熱は私の肉体と精神を強烈に 振った。溶岩の熱気とともに心臓の血はさらに熱くなる泣きと共に感情の振 幅を高め ました。
すべてが愛であることを知り独占欲から解放された魂の傷がが青い炎で燃え上がり無我の境の瞬間あなたの時空間と接続しました。私たちは初めのときめきと変わりませんでした。
あなたの名前が時々新聞や看守の口で話題になる時がありました。 意識的に聞いていないかのように行動しようとしても、すぐに私の心はもっと熱い血でいっぱい満たされました。
私たちが分けた激情は、風が吹くと消える炎のエロスではなく刺激を受ければ熱く盛り上げる溶鉱炉のタナトスのエネルギーだったのです。
最後になった夜、演劇を見に行こうと要求を断った選択はとても男らしい決断でした。強い男なら些細な情念に揺れることなく君臨しなければならない。
それでこそ欲情の人生は存分に生き、強者の領域確保と征服感を味わう境地に到達することができます。あなたのように世界の全てつながりを自分の中心に回し宇宙の森羅万象を動かさなければなりません。
人間秩序の矛盾した衝動の中に融合している陰鬱な裏面をむしろ破壊することで、人間が動物と区別される欲望が頂点に達するカタルシスが与えられます。
あなたは純粋で誠実で愛する妻を置き、私を愛することを恐れている子供に過ぎませんでした。先天的にその二重の矢を撃つことができない男の優しい心性を知っています。
あなたと恋に陥った私の罪は許しと理解と贖罪のために神の恩恵を施すが必要です。あなたの漂う魅力に欲望の充満がなければ日常の 維持できない可憐な女性でした。
幸いにしてあなたは妻の位置を少しも損なわなかった。 同時に私を本性に目を開けて官能の限界を超えた肉体に陥れる砂漠の渇きを満たせる欲望の驚異的な能力を持つ男です。
死を恐れずに愛していたので、制度と道徳の違反を知っていたけど奇妙な陶酔感が首を絞めました。嫉妬が叫んで責め、愛の矛盾を渇望に吹き込んだからです。
強烈に沸騰する熱望で胸がどれほど大きな渇きの欲求にあふれたのか、あなたはご存知でしょう。5年の囹圄の生活をしながら、あなたは私の魂の中に生きていました。大変でもありませんでした。
むしろ、誰にも妨害されずに独占することができ、胸に染み込むあなたの魂で幸せでした。所有欲は昼と夜を私に太陽のように輝く慰めを与えました。
後悔と絶叫、苦痛と悔恨が混ざった心をすっきり洗ってくれました。 ついに魂は浄化され、幸せな人生の可能性を感じさせました。初めて会ったときすべてが純粋で美しかったです！
あなたの忌日が近づくにつれて、私は不眠の夜を過ごしました。昨日は、明るい春の日差しが私の部屋に入って、壁の上に かかった懐かしいあなたの写真を映しました。 私は来世の存在を切実に信じています。そして、あなたにまた会うとい うことも。
適帰する所を知らない私に未来の希望を与えたあなたです。熱い愛の傷の火印を消すために疲れた体をまるでツバメが昨年 春に作った私の巣に飛んで帰るように。すぐにあなたに会う確信に身体が震えます。
阿部定
