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第二十八話〜笑う子供~

私は黒猫である。名前はまだない。今日は昼からいい天気だった。私は公園に来ていた。たまに来る小さな公園だ。




「アハハハ!アハハハ!」




子供が、笑いながら公園を走り回っていた。小学校の低学年くらいだろうか。




「アハハハ!アハハハ!」




公園内を笑いながら走り回る。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、笑いながら公園を出て行った。私は少し気になって、後をついて行く事にした。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は街中を笑いながら走り抜けて行く。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、笑いながらコンビニの中に入って行った。笑いながら走り回る子供を見て、店員も客も固まってしまっていた。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、そのままコンビニを出て、笑いながら走り続ける。




「アハハハ!アハハハ!」




子供が十字路に差し掛かった時、車が猛スピードで走ってきた。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、笑いながら車にひかれた。子供は車とぶつかった拍子に数メートル飛ばされていた。頭からは血を流し、腕が折れ、左脚はあらぬ方向に曲がっていた。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、すくっと立ち上がり、折れた脚を無視して、笑いながら走りだした。




「アハハハ!アハハハ!」




周りの大人が固まって動けなくなっている中、子供は走り抜けて行った。




「アハハハ!アハハハ!」




走っている子供の前には土手があった。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、笑いながら土手を駆け上がる。大量の血をまき散らしながら。




「アハハハ!アハハハ!」




子供の前には、大きな川が流れていた。




「アハハハ!アハハハ!」




子供は、走って川の中に入って行った。子供は、川に流されて行く。やがて、子供は見えなくなるまで遠くに流されて行った。




「アハハハ!アハハハ!」




まだ、笑い声だけが聞こえていた。








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