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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

かーくんのうんこ便所

作者: 理科準備室

それは、ぼくがまだ小学五年生のときで、半ドンで午後からおじさんの家に遊びに行ったある土曜日のことだった。

 そこの家のぼくの遊び相手だったおじさんの子ども、つまりいとこに当たる兄のまーくん(小三)と弟のかーくん(小一)の兄弟が新しい自分たちの家を見に行こうと言い出した。

 当時、おじさんは、それまでの家から少し離れた、最近田んぼを埋め建てたばかりの土地に新しい家を建てていたけど、その家は完成間近で、今の古い家を取り壊してもうすぐそこに引っ越すことになっていた。

 ぼくもそのおじさんの新しい家の完成前に一度行ってみたかったけど、なかなか行く機会がなかったので、二人の誘いに乗って行ってみることにした。ぼくたち三人はそれから10分ほど田んぼ道を歩いてその新築中の新しい家に着いた。

 家の中は土曜日の午後だったこともあって大工さんは誰もいなくて、ぼくたち三人きりで、いつもだったら木を切る音や釘を打つ音でにぎやかなはずが本当に静かだった。内装はだいたい完成していたけど、まだ畳が敷かれてなくて板間のままだったり、キッチンが梱包のビニールが取られていなかったりと、明らかにいろいろまだ出来ていないところが目についた。

 そんな家の中をお兄さんのまーくんは「ここは風呂だよ」とか「ここは台所だよ」とか何かと案内してくれた。そんなのを聞き新築独特の接着剤と木の香りを嗅ぎながら、新築の家の中を歩き回るのはとても気持ちよかった。

そして、ぼくたちは便所を見た。小便所の方はもうドアが取り付けられていたのに対して、大便所の方のドアは誰かがいたずらで外したように取り付けられないていないまま脇に立てかけられていて、そこでうんこしたら丸見えの状態だった。そのころ、まだ下水道はできていなかったけど、浄化槽で水洗便所にしている家がたまにあったので、せっかく新築だからおじさんも水洗便所にしているかなと期待したけど、相変わらず汲み取り式のまま金隠しが左向きに白い和式便器が床に取り付けられていた。

 便器は梱包こそ取られているけどまだ誰かが使った形跡はなくて、その便器の穴からぼくたちが便槽をのぞきこむと足元の小窓から差し込んでくる光でその奥底まで見えたけど、当然まだ何もたまっていなくて、においもプラスチックや接着剤やコンクリートのそれしか漂ってこなかった

 ぼくたちは便所を見終わって、廊下に出るといつもならそんなお兄さんの発言にずっと口をはさんでくるかーくんがずっと新しい家に来てからは無口なままでいることに気付いた。そのことにまーくんも気づいたらしく「おい、かーくん、どうしたんだ!」とかーくんに声をかけた。

 すると突然かーくんはその場にしゃがみこむと、じっとぼくたちの目を見上げて泣きそうな顔になって「兄ちゃん、おれ、便所に行きたいよ」と言った。

「バカだな、庭の隅でしてくればいいだろう!」とまーくんが言うと。

「兄ちゃん、おしっこじゃないよ・・・」

「じゃあ、うんこか・・・」

 かーくんはだまってうなずいた

「かーくん家までガマンできるか? もう戻るから」

「家までガマンできそうもないよ、兄ちゃん、途中でもれちゃうよ!」

「朝、家でしてこなかったのか」

「出なかった・・・それに今日は土曜だし・・・あっ、へが出る」

 かーくんはそう言うと、おしりを少し上を上げてブッとおならをした・

「うわっ、くせーなー!、かーくん、うんこもらしたじゃないの!」

「まだもらしてないよ、でも、ぎりぎりだよ、あっ、またへが出そう、今度はどっちかわからないよ・・・」

 出ていないにしても、いかにも直腸の中のうんこのかたまりの隙間を通り抜けてきたようなきついその臭いでかーくんのガマンも本当にもう限界に近いことはぼくたちにも分かった。

 そう言えば、かーくんはここに着いてずっと無口だった代わりに、今のおならの前に、こんなに臭くはなかったけど何回かおならをしてぼくたちを笑わせてくれたことをぼくは思い出した。ぼくたちはその時それで盛り上がっていたけど、かーくんはもうあのときからうんこしたかったんだ。

「おい、やめろよ・・待ってよ、かーくん」

「そうだな、あそこでしてしまいなよ」

 兄のまーくんは周りをみまわすとある一角を指さした。ぼくはその指さした先を見て息を思わず飲んでしまった。目の前の便所だった。確かに汲み取り式だったので、うんこした後に水を流す必要もなく、便器も取り付けられていたし便槽も埋められていたのでそのままうんこしようと思えばできた。でも、まだ戸がとりつけられていなかったので、中は全部丸見えなそこを便所としてうんこしようという発想がぼくには生まれなかった。

「えっ、ここでするの!兄ちゃん あっ」そう言うと、またかーくんはプッとおならをした、うんこが出るのを必死に抑えているのか小さな音だった、

「おまえ、もうがまんできないだろう、それとも、ここには替えもないし、もらしたままウンコ付きのパンツで家に帰るのか?」

 ぼくは思わず決断を迫られているかーくんのかおを見入ってしまった。そして「うんこ便所」のことを思い出した。

 小三の頃、ぼくと近所の子たちは近くにあった廃屋を「秘密基地」と呼んで時々こっそり忍び込んで遊んでいたことがあった。

 その「秘密基地」にはおじさんの新築の家のそれと違って埃だらけで真っ暗だけどなぜか戸が外されていて、しかも一段高くなっている秘密の便所があった。当然和式で汲み取りだったけど、そこにしゃがんで大便するとおしりやうんこまで丸見えになりそうなので「うんこ便所」とぼくたちは呼んでいた。

 ぼくたちは遊ぶのに飽きてくると、その「うんこ便所」の前に集まって「うんこ便所ごっこ」という遊びをした。一人が「うんこ便所ごっこ始めようぜ、おーいうんこしたいやついないか」と言い出すと始まった。そして、その「うんこ便所」で家でしているみたいにうんこをしたら一等賞、おしりを出してしゃがむだけなら二等賞というルールだった。

 最初、そこでぼくたちが遊び始めたころは「うんこ便所」の存在をだれも気に留めなかったけど、ぼくより3つ下のりっくんが、突然おなかが痛くなりガマンできなくなったので、みんなの目の前で「うんこ便所」に駆け込んだのが「うんこ便所ごっこ」の始まるきっかけだった。

 りっくんはみんなが見守る中で本当に「うんこ便所」の大便器をまたぐと本当にズボンとパンツを下ろしておしりを出ししゃがんだけど、結局大きなおならをしただけでお腹の痛みが治まってしまったので、最初の「うんこ便所ごっこ」は二等賞どまりで不発に終わった。でも、それをきっかけにぼくたちはときどき「秘密基地」で「うんこ便所ごっこ」をするようになった。

 「うんこ便所ごっこ」が始まるとぼくたちは誰かここで本当にうんこしないかなという期待と、自分だったら絶対に恥ずかしいからうんこしないという想いでドキドキしながら、しばらくお互いの顔を見つめ合う時間を過ごした。ぼくもその最中に一度本当にそれが戸が付いている普通の便所だったらすぐにでも入りたいぐらい、うんこしたくなっていたことがあったけど、やはりみんなの目の前でうんこは無理だった。

 そんなふうに僕たちは何度か「うんこ便所ごっこ」を行ったけど、一等賞どころか、二等賞でさえ次の2人目が出ないうちに、学校に通報されてぼくたちは出入り禁止になり「秘密基地」も取り壊わされた。

 だから、そのときのぼくも、「うんこ便所」でも誰も一等賞にならなかったんだから。いくらかーくんがもれそうになっていても、こんな戸が取り付けられていない外から丸見えの状態で本気でうんこできるわけないだろうと思っていた。

「兄ちゃん、そこでするよ」とかーくんは言った。

「するんだったら早くしてこい、オレたちはあっちに行っているよ」とまーくんは答えた。

「たのむから、置いていかないで、そこで待っててよ」


それに対してぼくは「えっ、本当にこんなところでするの? 恥ずかしくないの?」と思わず聞いてしまった。

「もうがまんできないよ」

 そう言い残すと目の前の便所にかーくんは駆け込んでいった。

 そして、かーくんは便所の中の便器をまたいで横向きに立つと、ベルトをはずし、黒い半ズボンとパンツを半分くらいおろして、おしりをちらりと見せた。しかし、思いとどまったかすぐ半ズボンとパンツを上げた。

 上げてベルトに手をかけた姿勢のまま体をゆらゆらさせてかーくんは「うんこしようかな、それともやめようかな・・・」としばらくひとりごとをつぶやいていた。「やっぱりしようっと!」

 かーくんは照れくさそうにはにかみながら、ときどき視線をぼくたちに向けながらおしりをちらちらとこちらに見せるようなしぐさでズボンとパンツを下していった。そして、それらが履いていた青い運動靴まで来ると、かーくんは腰を下ろし体育座りのように膝を抱えながら真っ白なおしりを便器の穴に向かってつきだした。それはりっくんが「秘密基地」で見せてくれた「うんこ便所スタイル」だった。

 ぼくもその「うんこ便所スタイル」は毎朝家の便所でうんこするとき必ずするけど、こんなふうに他の子がそれをしているのを見るのは、「秘密基地」以来のドキドキする体験だった。温泉で全部裸でいる子のおしりもちんちんが見えるのは全然普通で何ともないけど、かーくんみたいに普段通り上の方は服を着ていて、運動靴もくつ下もはいているのに、ズボンとパンツだけわざわざ下してふだんは絶対出さないおしりやちんちんが丸出しにしているのはそれだけですごくエッチだった。おまけにもうすぐあのおしりから汚くてもっと恥ずかしいうんこが出てくるんだ・・・・。

 かーくんもそんな自分の姿がぼくたちにみられているのが恥ずかしかったののか、ひざをかかえてぼくたちの視線から一瞬目をふせたけど、すぐにぼくたちに顔をむけた。

 「兄ちゃん、もううんこしていい?」

 「してもいいけど、その前にもう一歩前に出ろよ、おまえ入ったあと、後ろがよく汚れているからさ。」

 「わかった」そういうとかーくんの小さな青い運動靴と白い靴下が動いた。

 「じゃあ出すよ、うーん」

 そう言って膝を抱えながらしめかーくんが力むと、おしりががすこしぴくっと動いて、ぷうーっものすごくカン高くて長い大きな音のおならが響いた。まるでその音はぼくたち以外誰もいない新築の家中に響くかのように大きかったので、ぼくとまーくんは思わず大爆笑してしまった。かーくんも便器にしゃがみながらこちらに白い歯を見せて苦笑いしていた。でも、かーくんのおしりからは、その派手な音にかかわらず、何も出なかった。

 「終った?」まーくんは聞いた。ぼくもあのときのりっくんのようにこれで終わりかと思った。

 「ううん、これからがホント」そうかーくんが言うと、かーくんは正面の方を向いて手を浮かせて握りしめ黙った。じっと壁の方を見つめ、目をまばたきさせ始めた。青い運動靴もつま先の方が少し動いた。ホントにかーくんはうんこを力んでいた。

 すると、便器に向かって突き出しているかーくんのおしりの先が少し盛り上がってきて、あめ玉のような黒い固そうな丸みを帯びたかたまりが押し出されてきた。おむつを替えていた時以来久しぶりに見るかーくんのうんこだった。でも、そのときもこんな小さくて固そうなのは見たことはなかった。しばらく、かーくんのおしりは本当にあめ玉をなめる口もとのようにようにそのかたまりを少しずつ出したり入れたりを繰り返したけど、かーくんが口をへの字に曲げ「うっ」と大きく息をついて拳を握りしめると、その部分がさらに盛り上がってうんこはおしりから離れて、まだ誰も使っていない便槽に落ちていった。この家で初めてのうんこだった。そして盛り上がっていたところも引っ込んでいった。

 でも、かーくんは黙って前をむいたままだった。それで終わりでないことは、かーくんの目は相変わらずまばたきを、こぶしも握りしめられたままで少し震えていることで、ぼくたちにもわかった。すぐに次のうんこが出てくるらしかった。ぼくたちは黙ってそれを見ているしかなかった。

 すると、まだ再びおしりの先が盛り上がってきて、今度はそこから茶色いソフトクリームの先っぽのみたいなものが現れた。続いて、真っ白なおしりからは想像できない豆粒ほどの小さいものをいくつも押し固めたようなごつごつした黒に近い黄土色の塊が姿を現した。まるで出るときにおしりの穴が味わっているクチュクチュという音を立てた。色は最少し明るい黄褐色で表面はつやつやしていた。

 それは、以前かーくん・まーくんと外に遊びに行ったときに道端で見つけたうんこと似ていた。拭いたちり紙がそばに落ちていて人間がしたものだとわかったので「ふざけてここにしたんだろうな!」と三人は笑い転げた。

 だけど、今のかーくんの表情は全然ふざけてなかった。それどころかおなかの中のうんこを出そうと必死にこぶしを握り締め「うん」といきんでいた。そうしていきむたびに前の方から少しおしっこが出て金かくしに当たってじょろーという音を立てては、下の方へぽたぽたと滴った。それはうんこと同じ体から出たとは思えないほど透き通っていた。

 そうして出てきたうんこは何か生き物のように空中でゆらゆらと踊りながらだんだん下の方にのびていった。すると根元のほうは最初のごつごつしたかたまりから変わり、色も硬さもやわらかいキャラメルを練ったようなものがおしりから出てくるようになっていった。その姿はまるでかーくんのおしりに茶色いしっぽが生えているようで、人形が一部破けて何かがはみ出したような感じにも見えてきた。それだけ見ていると別の生き物になってしまったようで思わず顔の方を見ると、いつもよりかなり真面目な顔だったけど、いつものかーくんの横顔だった。ぼくはやがて気持ち悪くなってきて思わず目を背けてしまった。でもふと脇を見るとまーくんはかーくんのうんこが出てくるのをじっと見ていた。

 かーくんが大きなためいきを「あー」とつくと、おしりからうんこはちぎれて便槽の中に落ちてぽちゃりという音を立てた。そして、しゃがみながらぼくたちの方を本当にうれしそうな顔をむけて

「兄ちゃん、おれ、この家で最初のうんこしたよ!」と言った。

「いいな、かーくん、おれもしたかったな」とまーくんは、弟に先を越されて本当に悔しそうな口調で言った。

「あっ、まだ出る」といってまーくんは前を向いてまばたきをした。すると、すぐにかーくんのおしりから今度はドロッとしたやわらかいものがおならまじりのブスブスという音を立てながら出てきた。「きたねー」とぼくたちは思わず叫んでしまうほど、色も黄金色で時々糸を引く本当に汚い感じのうんこだった。最初の固いのと違って臭いも強烈で、それまでの新築の木や接着剤の香りしかしなかった新しい家の中を酸っぱいような生ごみのようなうんこの臭いで汚した。ぼくたちは「なんだこのニオイ、くせーくせー」としばらく騒いだ。かーくんもそんなふうに騒ぐぼくたちを見て楽しそうに笑いながら、おなかの中を空っぽにした。

「あーすっきりした」

そういってかーくんはかかとまで下したズボンのポケットに手を入れた。

「兄ちゃんケツ拭くちり紙ない?」かーくんはしゃがんだままズボンから手を出した。まだ出来ていない家の便所に備え付けのちり紙などあるはずがなかった。

「紙持ってきてないのか、仕方ないな・・・」まーくんはズボンのポケットをごそごそやると、2~3枚の丸めた白いちり紙を取り出した。かーくんはちり紙を受け取ると、丸めたちり紙をそのままおしりの割れ目を突っ込んで、もぞもぞと手を動かしおしりを拭き始めた。その途中途中何回か手を止めてその丸めたちり紙についているものをじっと見てはくんくんとそこを嗅いでまたおしりを拭くというのをかーくんは数回繰り返した。

「まだ終わらないのか」

「兄ちゃん、ほら!」かーくんはその丸めたちり紙の拭いていた面をぼくたちにむけて、にたっと笑った。そこには拭いたばかりのうんこがべっとりとついていた。それは最後に出したやわらかいものに違いなかった。ぼくたちはまた思わず「きたねーな!」と叫んでしまった。かーくんはうんこのついたそのちり紙を便器の穴に向けてポイと投げ捨てた。でも、かーくんはしゃがんだままぼくたちをじっと見ていた。

「それだけでは足りないんだろう?」とまーくんは聞いたら、かーくんは黙ってうなずいた。

「仕方ないな、待ってろ」そう言ってまーくんは数枚のちり紙を持ってきた。かーくんはそれを手にすると、全部丸めておしりに持っていこうとした。

「だめだろう、かーくん! それじゃさっきと同じじゃないか!」そう言ってまーくんはちり紙の束をかーくんの手から取り上げると。

「おい!こっち来い! ケツふいてやるぞ」と言った。

「兄ちゃん、おねがい!」と言うとかーくんはズボンとパンツを膝まで下したまま立ち上がり、そしてよちよち歩いてこちらに来た。そして、前に手をついて四つん這いのかっこうでぼくたちにおしりをむけた。

 ぼくたちの目の前にあるかーくんのおしりはほっぺたのようにふっくらと真ん丸で基本真っ白だけど少しピンクがかかっていて、まるでこの前食べた桃のようにみずみずしかった。小さな紫のあざがあったのは気が付かなかった。その二つのほっぺたとほっぺたのあいだからついさっきうんこが出て、今も少しその時のものが付いているかもしれないなんてとても信じられないくらいきれいだった。

まーくんは持ってきた白いちり紙を一枚折って、おしりの穴を隠すように谷間に押し当てるとそこをごしごし拭いた。手を動かすたびにかーくんのおしりのほっぺたがゆれた。かーくんの口元からはああんという息が漏れた。そして、拭いたちり紙を便器に捨てるとまーくんはかーくんのおしりの谷間をのぞきこみ「なんだ、脇にもべっとりついているじゃないか」とまたごしごし拭いた。

 そして、まーくんは拭いたちり紙を見ると、かーくんのおしりを軽くぴしゃぴしゃとたたきながら「よし、これできれいになったよ」と言った。

「ありがとう、兄ちゃん」と言いながら、かーくんは立ち上がりズボンとパンツを上げた。そのあと、すぐにぼくたちはすぐに田んぼ道を引き返しおじさんの家に帰った。

 それから何日後、かーくんの教室の前の廊下にかーくんのこの日のことを書いた作文が貼られていた。

「ぼくはこの土ようびにあたらしいいえにいってはじめてうんこしました。

 おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、にいちゃんよりさきにうんこしました。

 にいちゃんにおしりまでふいてもらいました。

 あたらしいいえでのうんこはいっぱいでてきもちがよかったです」

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