透明な会話
さっき見たら、ユニークアクセスが450人を超えてたというね。
皆さま、誠に申し訳ございません。
でも作者も現在宿題が☆オワンネ\(^o^)/オワタ☆状態でもうなんというか小説だけが息抜きというかごにょごにょ…
まぁこのお話でこの物語も終わりですので、なにとぞご容赦くださいませ。
この手に抱く君が
雪のように
溶けてしまうのではないかと
僕は
どれだけ恐れたことだろう
さみしい、と
くるしい、と
幾日も
幾月も
幾星霜
思い続けたからこそ
積もりに積もったその思い
手に入れたときには
逆に悲しくなるくらい
いとおしかった
「どうして?」
と君は聞く
「悲しくなんかないじゃない」
と君は笑う
でもね
こうは思えないかい?
たくさんたくさん想ったからこそ
その重さに押しつぶされた時
どうしようもなくなってしまうんじゃないか
ずっとずっと想い続けてきたからこそ
その人を失った時の喪失感は
どうしようもなく大きいんじゃないか
ってね
それでも君は微笑んで
もう一度僕に寄り添って
こう言ってくれる
「失うことなんてない」と
「だって私はあなたのそばを離れるつもりはないから
一生ね」
って。
だから僕も
それにこたえよう
君がそう言ってくれるなら
僕だって言えるはずさ
「一生とは手厳しいな
少しも離してくれるつもりはないのかい?」
失敗した
どうして僕は
大切な時に限ってこうも口下手なのか
「ええ絶対」
いたずらっぽく笑う君を見て
僕も破顔した
「だったら僕も離すつもりはないね
一生どころか永遠に
生まれ変わったってね」
「それはちょっと困るかも」
「ふふ、それくらい、もう離したくはないってこと」
幸せだ
「ねぇ」
「なぁに?」
「幸せ?」
「幸せじゃないなんて、言えると思う?」
「僕は無理だな」
「私もよ」
あぁ、幸せだ。
203日間更新ないってどうなのかな作者として。
ダメですねいろんな意味で。
『ボクのカケラ』は一応これで完結となります。
じつはこの『なろう』の中で(短編を除き)作者が初めて完結させた話でもあるのです。
わー、なんか感慨深いや。
最初は詩でもなく、小説でもなく、正直作者もカテゴリー的にどこに入れたものか非常に悩みました。そしてその選択肢には何故かコメディもあったと言う謎。(コメディ要素あったか?これ。あ、あったわ。ここだ)
まぁそんな困難をも乗り越え、締め切りという縛りのないなかやったらこんなんですよ。
あっはっは、やっぱり人間ちったぁ鎖がなきゃダメなんですね。
といわけで、読んでくださっていた方々、そしてここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
心よりの感謝と尊敬を送ります。