赤いライン
現在手直し中でございます。
「あれっ?なんかこれ前と違くね?」と思われた方々、正解です。
アタックチャンスはございません。
君が
大切だと知った日
《赤いライン》
君とは
もうすぐお別れ
そういう日が
近づいていた
お別れの日は
君の名前と同じ天気だった
帰り道
忘れちゃったよと無邪気に笑う君と
一緒の傘に入って道を歩いた。
純粋なキラキラと光る言葉をくれる君を見て
きっとまた会えるよと言う君を見て
気づかれないように
涙を流していた君を見て
それでも
無理して笑おうとする君を見て
『愛しい』
と思った
とても
とても
愛しかった。
愛しい君は
愛しい君で
いとしいキミは
かなしいキミで
恋しく慕わしい気持ちと
嘆いても嘆ききれない気持ち
同じ字なのに
意味はまったく正反対で
相反する気持ちが
いっぺんに心の中に流れてきた
哀しくても
嬉しくても
何よりも純粋で
何にも代えがたい
たったひとこと
『また会おうね』
約束したから
きっとまた会える
君は約束を破るような子じゃない
だから
僕は待つんだ
いつか君に会える
最高で
一番純粋な
その日まで