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ボクのカケラ  作者: コロ
1/6

空白の線

スミマセン、六百字いってません。

短編でもよかったのですが、一応続きものなのでこのような形をとりました。

作者は初めて恋愛ものを書きました。

というわけで、至らないところもあると思いますが許して下さい。

これでもがんばって書きました。

『愛しい』を


  教えてくれたのは

                 君でした。



《空白の線》



君はいつか教えてくれたね


僕が『コイ』という字を間違えたとき

君は笑って教えてくれた


僕が書いた字は『コイ』ではなく『ヘン』だった


たしかに似てるよねと

澄んだ鈴の音のように笑って

君はノートの隅のほうに


『恋』と書いてくれた


その時の笑顔を

僕は今でも覚えています


わたしは旧字のほうが好きだなと


彼女はその横に

さらさらとえんぴつで新しい字を書き込んだ


『戀』


女の子らしい綺麗な字だと思った



『いとし いとし と

   いう  こころ』



それが彼女の教えてくれた理由


僕はそれだけで

この字が大好きになった



僕がそういうと

君は真夏のひまわりのように

微笑んでくれた。



僕はそれだけで

幸せだった

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