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3.おじちゃんの秘密

突然第三者視点になります

よろしくお願いします

ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな、ふざけんな!!!

おじちゃん家のすぐ近くにある高級デパートの前は朝っだったらものすごく静かなのに、今では活気と笑顔に満ちている。

でも私はそんな事に構ってる余裕はない、ってか、は?

どうしてあんたがタバコ吸うの、ってかあんた未成年でしょ!

いや、確かにそのタバコの箱は未開封だったからセーフなんだけどそれがなければ部屋を徹底的に調べられずに済んだのに、ベッドの下の空き缶とかクローゼットにある燃えるゴミとか見つからなかったのに!!!!


もう終わった、私の人生はもうおしまいよ、もうアニメとか漫画とか見れないしゲレンドラ様ともイチャイチャできないよ!

ってかもう一度言わせて、

どうしておじちゃんの私生活に問題があったら姪っ子が自分の自由と趣味を犠牲にしなきゃいけないの?

おかしいでしょ!!!


「ああああああもう!!やってらんない!」

今は街中にいる他人の目線なんて気にしてられない!

ほんと、一発じゃなくて何発も叩くんだった!!



「はあ、」

みなみと明彦に会いたい......




街中でずうっとゲレンドラ様関連の情報やアニメ情報をスマホで読んでた私はともかく、頭に血が昇り理性を失いかけてる私は気づかなかないでしょう、

そう、私のすぐ近くにある大きな看板には先程あったキラキラリア充どもが王子様みたいな衣装を着ながら映ってた事に......



ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

先程のドタバタは嘘みたいに消え、部屋の中は争ったように散らかっている。

そんな中キラキラリア充どもは顔に叩かれた跡があるこの部屋の持ち主を囲み、同時にその部屋の持ち主は地面に座りながら顔を隠してるため表情が見えない。


「ふ、ふふふ、ふふふふふふふふふハハハハハハハハ!!!!」

突然の笑い声にほかのキラキラリア充どもは固まり、ただこの部屋の持ち主の意味不明は笑い声だけが響いた。

「れ、連?」

「近づくな、腹黒が移るぞ。」

「え?」

恐れ恐れと近づくかわいい系のキラキラリア充はすぐ金髪のちゃらそうなやつに止められ、気づいたらこの部屋の持ち主は笑いを止めていた。

「ったく連、ふざけるのも大概にしろ。ってかあの親戚さんあまり可愛くないぞ、どうして自分の顔に泥を塗ってまであいつと暮らしたいんだ?」

「え、連はその親戚さん達が来るの知ってたの?」

「どういうことだ、説明しろ」

「。。。。。。。。。」

「。。。。。。。。。」

「ったく連、勇太!!

俺たち同じグリタリングレトラスの仲間じゃなかったのか?!」


「はあ、悪い、実は俺もなるみが来るかもしれないって知ったのは昨日のことなんだ。だがまさか今日来るとは......」

「だがお前があの親戚が来ると聞いて慌てて俺にタバコ買わせたのも事実だしあのじいさんの前で猫かぶりながら少しずつ今の流れへ誘導したのもお前だろう。」

「う、うあ、」

「マジか、」

「あの親戚さんも災難だな。」

「ふふ、だがさっきのなるみ見た、親戚一同が集まる時は営業的なスマイルしか見れないのにさっきは表情がコロコロ変わってたぞ、可愛いだろ。」

「はあ、親戚さんをいじめるのも大概にしろよ、ってかさっき叩かれたことをもう忘れたのか?」

「ん?ああ、俺も少し驚いた。まさかあんな冷たいなるみが怒りに狂って俺を叩くなんて。」

「うーん、でもそう言えば連の親戚さん僕たちのこと知らないみたいだったような。」

「ああ、そうだな、俺も光と同じ意見だ、ってか俺達の人気はそんなに低いのか?

いや、確かにデビューしたての頃はディアビロに比べたら事務所から押されてないが今だったら、な、」

「まさかあの親戚さんはディアビロのファンだったりし「おい、勇太!」」

「え、あ......」

その部屋の中のにいる客人はこの部屋の持ち主の顔を見てだれも声を出さなかった、いや、正確に言うと出せなかった。


「ふ、ふふふ、ふふふふふふふふふハハハハハハハハ!!!!」

数分前に響いた喜びを感じられる笑い声とは何か違い、今突然響いてるこの笑い声は少し怒りと悲しみに満ちている。

そんな壊れてしまった自分のチームメイトに何もできずに見ていたグリタリングレトラスのメンバーたちはただただ拳を握るしかなかった......



p.s.もうすぐ話が進みます。

誤字、脱字及び気になる点などありましたらお気軽に感想欄や活動報告のコメント欄に書いてくれたら嬉しいです。(待っています~~)

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