表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デスサイズ  作者: LALA
Episode8 復讐
44/118

復讐3

 


 数分後




 黒斗は玲二を連れて、町外れにある小さな裏山にやって来た。



 うっそうと木々が生い茂る裏山の中腹まで辿り着くと、黒斗は1つの大木の前に立ち、その木肌を右手で撫でた。



 傍らに立つ玲二が黒斗の顔を覗き見ると、彼は嬉しそうな――だけどどこか悲しそうな表情をしており、黒斗のそんな表情を初めて見た玲二は思わず息を呑む。




「…………」


 何を言えばいいのか分からず、玲二は黙って黒斗を見守る。



「…………コイツも変わらないな」


 懐かしむように黒斗は呟くと、裏山に来る途中 花屋で買ってきた一輪の白いカーネーションを大木の根元に添えた。




「……あの、兄貴……ここは?」



 戸惑いながら玲二が訊くと、数秒の間があった後に黒斗は大木を見上げながら答えた。




「……俺の…………大切な人が眠っている場所だ」


「えっ……」


 目を見開く玲二。



 花を買っている時点で何かを察していたものの、いざ本人の口から聞かされると なかなかインパクトのある言葉である。




 再び黙りこんだ黒斗が見つめる大木を、玲二も同じように見上げる。



 高く立派にそびえ立つ大木。


 それを見る黒斗の複雑な感情が入り交じった瞳。



 良い意味でも悪い意味でも思い出深いであろう この場所に連れてこられた意味を玲二は悟る。



 彼は本気で自分と話をしようとしてくれていることを。




「……あの人は俺の全てだった。何も持っていなかった俺に、色んなものを沢山くれた」


「………………」


「俺はあの人を信じていた。いつでも笑っていて、優しい笑顔を向けてくれるあの人を」


 抑揚なく紡がれる言葉を、玲二は黙って聞き続ける。




「あの人も俺を信じてくれていた…………そう……思っていた」


 表情を変えないまま黒斗は拳を強く握る。



 その顔は いつもと同じ無表情なのに、玲二には彼が涙を堪えているように見えた。




「……俺が信じてるから、あの人も俺を信じてくれている。あの人が俺に見せてくれる笑顔は、心からの笑顔だと、本物だと……俺が そう思い込んでいるだけで、本当はそうじゃなかったんだ」


「……どういう……こと?」


 遠慮がちに呟かれた玲二の言葉に、一息ついてから黒斗は答える。




「……あの人は1人で苦しんでいた。誰にも何も言わず、相談せず……1人で全てを背負い、そして…………死んだ」


「っ!」


 息を呑む玲二。




「……あの人の死に際に初めて俺は、あの人が1人で苦しみを背負っていたことを知った。そして…………どうしようもない虚無感(きょむかん)(さいな)まれた。


  どうして頼ってくれなかったんだ、と。どうして俺は あの人が苦しんでいることに気づけなかったんだ、と。


  あの人を亡くした喪失感(そうしつかん)、何も知らずに気づかなかった自分への怒り……そして思ったんだ……あの人が俺に何も言ってくれなかったのは、俺のことを頼りないと……信じていなかったからじゃないかと……」



「……! ち、違うよっ!」



 ずっと黙っていた玲二が叫びだし、黒斗は傍らに立つ彼に視線を移した。


 何の感情も込もっていない冷たい目は、「お前に何が分かる」と言っているように感じられ、玲二の手が震えるが それでも今 思っていることを言わずにはいられなかった。


 これ以上 黒斗に自分を責めてほしくなかったから。




「兄貴の……大切な人は……兄貴を信じていなかった訳じゃないよ……兄貴が大切だったから……だから心配かけたくなくて、何も言わずに1人で抱え込んだんだよ……きっと……」


「……随分と自信たっぷりに言うな……お前に あの人の何が分かる? どうしてお前が 会ったことのない人間の気持ちを“きっと”だなんて断言できる?」



「…………それは………………オレが……そうだったから……」



 玲二が そう言うと、黒斗の眉が僅かに動いた。




「……オレは……お父さんや洋介……兄貴や鈴ちゃん……皆が大切だったから……心配かけたくなくて……負担になりたくなくて……嫌われたくなくて…………だから、何も言えなかった」



 話しているうちに涙が滲んできて、その涙が零れないように玲二は顔を上げる。



「……そんなの……ただのエゴだ。頼れる人が居るのに頼らず、1人で背負い、死んでいく。……死んだ奴は良いさ……死んだら終わりなのだから…………だが遺された方はどうなる?


  ずっと苦しんで後悔して、自分を責め続けることになる遺された者の気持ちを……お前は考えなかったのか?」


「あっ……」



 その言葉を聞いた玲二の脳裏に、病室で竜二達に言われた言葉が再生される。



 “……お父ちゃんな……お前が居るから頑張れてるんだぞ! お前が居なかったら……もう何もかも捨てて諦めてる…………お前が居るから、お父ちゃんは……今、生きてる!”




 “……何か、悩みがあったなら……ウチは相談してほしかった。そら、力にはなれないかもしれへんけど……頼ってほしかった……”




 ──お父さんも鈴ちゃんも、オレのことをこんなにも思ってくれていた



 ──もしもオレが あのまま死んでいたら……2人はどうなった?



 ──今の兄貴のように苦しんで、後悔して、自分を責めて……ずっと悲しみ続けたかもしれない



 ──オレは死んで終わりだけど、皆の心には傷が残るんだ



 ──オレのせいで……ずっと……




 そこまで考えた玲二はゾッとし、身体から血の気が引いた。



 迷惑をかけたくないから死を選ぼうとしたのに、あのまま死んでいたら、さらに大切な人を苦しませることになっていたのだ。


 そう考えると とても恐ろしく、そして生きていて良かったと心から思えた。




「……………………オレ、オレ……今の兄貴と同じ気持ちを……お父さんに……鈴ちゃんに……洋介に……させる所……だった……」


 声は震えて涙声となり、堪えていた涙がポロポロと頬を伝い流れ落ちる。




「……兄貴にも…………もっと辛い思いを……悲しみを……背負わせる所……だった…………ごめ……なさい…………!」


 泣きじゃくる玲二。



 そんな彼の頭に、黒斗がポンッと手を乗せた。




「……頼ってほしいと言うのも、迷惑をかけたくないと言うのも……どちらもエゴだ。どれが正しいかは分からない…………だが忘れるな……遺される者の気持ちを。


  1人で抱えられないのなら、自分では どうしようもなくなったのなら、限界が来たのなら……誰かを頼ればいい、助けを求めればいい。手遅れになる前に」


「はい…………!」



 沢山の涙を流しながら、玲二は頷いた。




 ******




 数分後



 玲二が泣き止むまで、2人は裏山の樹にもたれて座っていた。


 あれから時間が経ち、ようやく玲二の涙も引っ込み 彼に笑顔が戻る。




「ふう……すいませんでした兄貴! もう大丈夫ですっ!」


 黒斗から借りた、涙と鼻水でびしょ濡れのハンカチを返そうとする玲二だが、黒斗に頭を小突かれてしまう。



「アウチ!」


「使ってすぐに返すバカがあるか……洗って返せ。そして この間のハンカチもさっさと返せ。お前のせいでハンカチが次々と減っていく」


「あわわ、すみません……まあ可愛い舎弟なんだから、許してくれますよねっ?」



 テヘペロっと可愛く言って誤魔化そうとする玲二。



 しかし、黒斗には逆効果だったようであり、ぶちギレた黒斗は玲二の頭にグリグリと拳を押し当て始めた。




「アダダダダ!」


「何が可愛い、だ…………そんな仕草をしても気色悪いしイライラするだけだっ! お前は舎弟の分際で師匠をバカにしてるのか!」


「ごめんなさーいっ! ちょっとやってみたかっただけですーっ!!」



 玲二が必死に謝ると、黒斗は不機嫌そうにしながらも手を離した。


 未だに痛みが残る頭をさすりながら、玲二はポツリと呟く。



「……オレ……思い出せたよ……本当になりたかった自分……兄貴と鈴ちゃんのお陰で、見失っていた自分を取り戻せた」


「……そうか」


 清々しい表情の玲二を見て、黒斗も彼からネガティブな気持ちが消えたことを悟る。



「前は、自分のことが嫌いで仕方なかった。だから何から何まで変わりたいと思ってた…………佐々木 玲二という存在を……自分で否定してた。


  だけど……今は違う。皆が信じてくれる、思ってくれる自分を好きになろうって……自分が好きになれる自分に変わろうって決心したんだ


  ……まあ、変われるかは分かんないけどね! でも、頑張るって決めたんだ!」



 照れくさそうに笑い、頭をカリカリと掻く玲二。


 玲二が話を終えたことを確認すると、黒斗はゆっくりと立ち上がり、彼に手を差し伸べた。



「……変わりたいと強く思った時点で、人は変わり始めてるさ」


「えっ? 今、何て言ったの?」



 不意に呟かれた言葉が聞き取れず、聞き直す玲二だが、黒斗は「何でもない」と首を小さく振るだけだ。




「いいから帰るぞ。せっかくだから、大量に借りたスプラッター映画のレンタルを観るのに付き合え」


「スプラッター!? オレ、ホラーは好きだけどスプラッターは ちょっと苦手だよ!?」


「これも修行だ」


 有無を言わさぬ口調で黒斗は玲二の手を掴むと、そのまま引きずるようにして裏山を後にした。




『………………』


 誰も居なくなった筈の裏山。


 だが、大木に添えられた白いカーネーションの側に1つの人影があり、その人影は黒斗達が去った方角を見つめていた。




 ******




 翌日の朝 佐々木家




「…………よし」


 居間にある母の写真の前で手を合わせていた玲二はゆっくりと立ち上がり、制服のネクタイを直して写真の母を見た。




「……行ってくるね、お母さん」


 そう呟きながら玲二は居間を出て、今頃 父が奮闘しているであろうキッチンへ向かう。






「おっはよー、お父さん!」


「お、お、おはよう玲二! 朝御飯はテーブルに置いてあるぞ!」


 シンク台で真剣な表情をしながら、箸で摘まんでいるワカメ入り玉子焼きを弁当箱に詰め込みながら竜二が言った。



 その表情や仕草はまるで難解な手術に挑んでいる医者のようであり、相変わらず何をするにもオーバーな父に玲二は苦笑する。




 そんな父の様子を眺めながら玲二はテーブルにつき、イチゴジャムが塗られたトーストを食べ始める。




「後は……ここにコレで…………よっしゃあああ! 完成ー!」


 最後の玉子焼きを入れ終わると、竜二は箸を持ったまま両手を大きく挙げ、バンザイのポーズをとった。



 額に残っている汗の玉、全ての力を出しきったと言わんばかりの清々しい表情。



 筋肉質な体型も合間って、今の竜二の首に金メダルをかけても違和感など無さそうだ。


 ピンクのフリルつきエプロンを除けば。




「ホラホラ見ろ玲二! 今までで一番キレイに出来たぞ!」


「えっ? ……うわああ! ホントだあー!」



 興奮した様子の竜二が突きだしてきた弁当箱を見ると、今までのグチャグチャかつ食べ物の形をしていない食べ物が所狭しと詰め込まれていた弁当とは まるで180度違う美しく洗練された弁当に玲二は目を見開いた。



 ホカホカで柔らかく、丁寧に盛られた米。


 その上に敷いてある海苔(のり)はパリパリしていて美味しそうだ。



 二段目のおかずも、ワカメ入りの綺麗な玉子焼き、適度な焼き加減のミニハンバーグ、タコさんウィンナー、可愛くて綺麗なりんごうさぎと とても あのハチャメチャな竜二が作ったとは思えない程 完璧な見た目だ。


 野菜が無いじゃないかという野暮なツッコミは この際 置いておこう。




「お父さんスゴい、スゴすぎるよー! にんじんを輪切りにするだけでも悪戦苦闘してたのに、たった数日でここまで上達するなんて!」



 綺麗で美味しそうな弁当を見てハイテンションの玲二が笑顔で言うと、竜二は得意気な顔で鼻の下を指で擦った。



「まあ、必死に特訓したからなっ! ちなみに味見をした所、我ながら美味く感じたから味もバッチリだぞ! どうだ玲二! お父ちゃんスゴいだろ!?」


「うんっ! スゴいよ お父さん!」


「尊敬するか?」


「するする!」


「お父ちゃん最高!?」


「サイッコー!!」


「ハハハハ!! そこまで誉められると嬉しいぞ息子よおー!」



 すっかり ご機嫌になった竜二は玲二の肩をバンバンと叩き始めた。


 正直、筋肉質な竜二に叩かれて痛い玲二だが、ここはグッと堪えてニコニコ笑う。




 父が作った弁当を見て、やはり人は変われるのだと玲二は確信した。



 あんなにも料理が下手だった竜二が こんなにも料理上手となったのだ。


 小さいけれど大きな変化に、玲二は元気づけられる。




「……お父さん……ありがとう」


「ん~? どうした急に改まって」


「へへっ……お礼を言いたくなっただけだよ」


「そうかそうか」



 笑いあう竜二と玲二。




「そろそろ学校に行かなくちゃ! 遅刻しちゃうー!」


「おお、そうか! じゃあ少し待ってなさい、弁当箱を包むから……」


 弁当箱に蓋をして、手慣れた様子で弁当箱を手拭いで包むと「ほい」と玲二に手渡す。



「ありがと! じゃあ行って来まーす!」


「おう! 車に気をつけるんだぞ!」



 嬉しそうに弁当箱を持って出ていく玲二に声をかけながら、竜二は両手をブンブン振って見送った。



 1人残された竜二は、満足そうに笑ってキッチンの後片付けを始める。



(……子供ってのは、知らない間に大人になるんだなあ……)


 料理に使ったフライパンをスポンジでゴシゴシ擦りながら、玲二の晴れやかな表情を思い出す。



 ここ最近、ずっと暗い表情ばかりしていた玲二だが 今朝は――いや、昨日 家に帰って来てから前の明るさが戻っており、それと同時に一皮剥けたような 吹っ切れたような――息子の何かが大きく変わったことを感じられ、嬉しいような寂しいような気持ちを抱く。



 だが息子が笑っているのならば満足だ、と竜二はホッと安堵の溜め息を漏らした。




(のぞみ……玲二は もう大丈夫そうだよ。だから……安心してくれ)


 愛する妻へ、竜二は心の中で心配いらないと呟いた。




 ******



 学校へ向かう途中、玲二は黒斗と鈴の後ろ姿を見つけ 玲二はイタズラッ子のような笑みを浮かべながら黒斗に向かって挨拶という名のタックルをする。



「あーにーきーっ!!」


「…………」


 が、そのタックルは いとも容易くかわされて、今日もまた玲二は地面と熱い抱擁(ほうよう)を交わすこととなった。




「イッター……もー、兄貴もたまには避けないで受け止めてよー」


「断る。そもそも受け止めてやる義理もない」


 冷めた目で倒れている玲二を見下ろすと、黒斗は彼を起こすこともなく さっさと歩き出す。



 一方、鈴はこないだまで気まずい雰囲気を漂わせていた2人が普通に会話していることに戸惑い、黒斗と玲二を交互に見やる。




「そんな冷たいこと言わないでよ! オレと兄貴は腹を割って話し合った仲じゃないかあ」


「知らん」



 振り向くことなく答える黒斗。


 そんなツレない師匠に玲二は頬を膨らませて ふてくされたような表情を浮かべる。




「……腹!? 割って!? れ、レイちゃん いつの間にクロちゃんと仲直りしたんや!?」


 目を丸くして聞いてくる鈴に、玲二は立ち上がって「エヘン!」と偉そうに咳払いしてから説明する。




「実は昨日、兄貴の家に行ったのさ! そして、夕日が沈む海辺で殴りあい、絆を深め……」


「殺すぞ」


「はい、嘘です。ごめんなさい」


 黒斗のドスの利いた低い声で、呆気なく嘘だと言い直す玲二。



 そんな相変わらずの――だけど久しぶりの微笑ましい黒斗と玲二のやり取りに、鈴がクスリと笑った。




「ふふっ……やっぱクロちゃんとレイちゃんはこうじゃないとな。2人が仲直りして……ホンマ嬉しいわ」


「鈴ちゃん……」


 優しく笑う鈴を見て、玲二の頬も思わず緩む。




「ほな、学校行こか! クロちゃんに置いてかれるで!」


「うんっ!」


 微笑みあい、鈴と玲二は一緒に黒斗の元へと駆け寄った。




「……ハア……騒々しいな……たまには静かに登校したいもんだ」



「またまたー! ホンマにクロちゃん素直やないなあ!」


「仕方ないよ鈴ちゃん! 兄貴はツンツンツンデレだから! ツン成分が75で、デレ成分が25なんだよ!」


「おおーっ、クロちゃんにピッタリやないか!」




 後ろで好き勝手言っている2人の会話をやれやれ、と聞き流す黒斗。


 また戻ってきた騒がしい日常に溜め息を漏らす。




(…………まあ……退屈はしないがな……コイツらと居ると……)




 本来 騒がしいことが嫌いな黒斗だが、この騒がしい2人のことは嫌いにはなれなかった。


 それどころか、この2人と一緒に居ることに心地よさを感じており、ずっと一緒に居られたら――そんな願いも僅かに抱き始めていた。



 だが、その願いが叶う訳がないことは黒斗自身も分かっている。



 自分は死神で、鈴と玲二は人間。


 生きていける時も違うし、正体がバレれば 街を去らなければならない。



 遅かれ早かれ、必ず別れの時は来る。




 だから、その時が来るまでは共に居たいと――そして、いつの間にか大切な存在となった友人2人を守りたいと――黒斗は心から思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ