22/24
☆エピローグ
世界の歪みの元凶であるユキの消滅により、書き換えられた世界は修復する事ができた。
高校生に転生していた俺達は元の存在へと戻り、亜梨子とエミリー達は元居た世界へと帰って行った。
エミリーの魂は、無事、大天使のもとで保管されていた肉体に戻れるそうだ。
火の神官と大地の神官は、すでに肉体が失われていたので、天に還った。
亜梨子と過ごした高校生活は、初めから無かった事になる。
覚えているのは、俺とアリスだけ。
普通の人間の記憶からは消える。
少し寂しいが、仕方ない。
異世界で出会い、共に世界を渡り、別れた少女との大切な思い出だ。
胸の内に仕舞っておこう。
唯一の問題は、この世界にもマナが溢れてしまった事。
これだけは天使達の力をもってしても、どうにもできなかったそうだ。
特別措置として、大天使の一人が作った魔法少女というシステムを存続させる事にしたらしい。
修復された世界でも、かおり達がその役目に就くのかは分からない。
どちらにしても、これで俺達の冒険は終わりだ。
異世界での旅、第二の高校生活。
全ては、一夜の夢…。




