表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/24

☆15

「ここか…」


 安藤のオフィスがあるビルから、警察車両と思われる黒いバンに乗せられて辿り着いたのは、麻布にあるクラブの前だった。

 大音響の中で踊る方のクラブである。


「ええ。斎藤さんと沖田さんから合図が着たら、突入するわよ」

「了解」


 かおりの言葉に了承の返事を返し、羽織っている黒いロングコートのポケットから、ドライシガーを取り出す。ビリガーエクスポート マデューロだ。

 包み紙を破り捨てて、ドライシガーに火を着ける。


「おいおい、突入前に煙草かい?」


 あいが呆れた様子で声をかけてきた。


「これが俺のスタイルでね。今日は遠慮する必要も無さそうだからな」


 紫煙を吐き出しながら、レミントンM870をポンプアクションさせて、薬室に初弾を送り込む。

 ベレッタも両脇のホルスターに一丁ずつ収まっている。左腰には刀。かつて友と旅をしたスタイルだ。唯一の違いは、コートの下に着ているのが高校の制服だというところだけ。


「久しぶりですよね、その格好も」


 懐かしそうに笑う亜梨子も、かつての旅と同じ黒いマントを羽織っている。俺と同じく制服を着ているのは、制服を着るのが最後になるかもしれないからだ。


「かおり、アタシ達も!」


 かおりとあいは、左手の指輪をかざし、魔法少女に変身した。

 二人とも同じくセーラー服の様なコスチュームだが、セーラーに入っているラインの色が違う。かおりは黄色、あいは赤。

 それぞれにライフルと槍を装備している。


「沖田さんから合図よ」

「じゃ、派手にいこうぜ!」


 クラブの玄関ドアに向けてショットガンを連射すると、扉が穴だらけになって吹き飛んだ。


「言うだけあって派手だねぇ。アタシは好きだぜ、そういうの!」


 扉の無くなった玄関から飛び出して来たヴァンパイアを、あいの槍が串刺しにする。


「突入よ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ