5条ー最近暑い癖に夜寒いから何着たらいいかわからない奴wwww
グルコース堤下がレッドブルに狙われるピンチにいる一方、仲間たちは朝帰りの真っ最中だった。
堤下ははぶられていた。
粘着アメーバ鈴木、ジャスティス佐原、ローレライ綾子、サンシャイン敦はこのところ頻繁に飲んでいる。
なにしろ鈴木と佐原は濃厚な付き合いだし、綾子と敦はこのたびほやほやカップルである。さながらダブルデートのようなものだ。
むろん堤下のSOSがとどくはずもない。
ほかのメンツは誰がいたのか筆者は忘れたが、今頃たいてい刑務所の臭い飯を食っている。
「ぐぬぬ、あいつらめ~!!」
堤下は週刊スットビランドで怪しげな婆さんから買った水晶を覗き込みながら憎々しげに言った。
水晶には先の4人が楽しげに映っているのだ。
「こうしてくれる!!」
堤下が水晶にキーマカレーを垂らすと、キーマカレーは水晶に吸い込まれ、4人の頭上にキーマカレーが降り注いだ。
「うわ!!あっつ!」
「きゃあ!!」
リア充4人はてんてこ舞いである。
「ぐふふ、キーマカレーで苦しむがいい。俺の呼びかけを無視した罰だ」
非リアをこじらせた堤下はもう怒り新党である。
「こらー!!堤下ね!!」
粘着アメーバ鈴木の粘着力は半端ではない。すぐさま堤下の蛮行を見抜いた。
「これはまずい」
堤下は水晶を投げ捨て、週刊ストラップランドの怪しげな爺さんから買った怪しげな鏡に飛び込んだ。




