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5条ー電動歯ブラシってどうなのよ

 グルコース堤下は驚いた。

 何しろこの投稿は一年ぶりだからだ。


 時間の経つのはなんと早いことだろう。そんなことを考えながら覚えたてのフィリピン語でフィリピンパブのチャンネーにラインしていると、突然スマホが爆発した。


 「なんて日だ!」


 覚えたてのギャグで精いっぱいのリアクションをとってみるも、誰も突っ込んではくれない。独身の悲しさである。


 どうやら赤の組織、通称レッドブルはとうとう直接攻撃を始めたらしい。彼らは世界の経済の半分を掌握する経済アナリストである堤下を奥歯ががたがたいっちゃうほど憎んでいる。


 「まずいことになったな」

 しかし彼は焦らなかった。こんな時のために、緊急時に仲間を呼び集める暗号を用意しているからだ。

 まず裸になり、ベランダに出て逆立ちをして叫ぶ。


 「クリアクリーーーーーーーーーーーーーーン!」


 しかし何も起こらなかった。

 

 

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