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ニセコの法則  作者: 原寛貴
序章 ニセコ
2/7

二蹴 ニセコインパクト

ニセコインパクト

「ニセコちゃんはサッカー部の?」

「性奴隷‼」

「ニセコちゃんは牛尾中学校の?」

「性奴隷‼」

「ニセコちゃんは新潟の?」

「性奴隷‼」

「ようこそサッカー部へ‼」

 シノブはニセコの入部を認める。

「いや、シノブ、今のはおかしいだろ‼ ウーマンかよ‼」

「じゃあもう一回。シノブ様はサッカー部の?」

「神様‼」

「シノブ様は牛尾中学校の?」

「神様‼」

「シノブ様は新潟の?」

「神様‼」

「ほら!」

「ほら! じゃねえよ! ただ言わせてるだけじゃねえか!」

「もう服を着ていいですか?」

「駄目だ! 君はまず人間の尊厳を捨てろ!」

「は、はい!」

「捨てさせるなよ! 俺らは人間のまま仲間にしたいんだよ!」

「見くびってもらっては困ります、キャプテン!

 私はプライドをゲームのチップに出来る女、蛇喰偽子です!」

「賭ケグルイ⁉ 尚更入る部活間違えてる気が!」

「賭博部の許可が下りず」

「下りないだろうね! 令和ロマンになるぞ!」

「じゃあ私とキャプテンがコンビになればM-1獲れるのでは?」

「いや趣旨変わってるだろ! サッカーしたいんだろ⁉」

「はい! ブルーロックにハマりまして!」

「志望動機浅いなー!」

「トゥーガンボレー出来るようになりたいです!」

「多分アレは練習しても無理だと思うけどね」

「あとカイザーインパクトも!」

「どっちかにしなよ。そしてアレはカイザーが使うからカイザーインパクトなのであって、君が使うとニセコインパクトになるけどね」

 夢想家のニセコに平は呆れる。しかし、動機は何であれやる気は高い。まあ部活をやる理由など、漫画やアニメの影響で特に問題はない。スラムダンクの影響でバスケ部に、テニプリの影響でテニス部に入る奴も多かった。

「シノブ、入れてやろうぜ」

「うん、私はさっきからそう言ってるけど」

「ありがとうございます、キャプテン、副キャプテン!」

 こうしてニセコという少女はサッカー部に入り、まずは性奴隷として聖頑宮さんに師事するのだった。エロからしか人間は始まらないのだから。

ニセコインパクトマグヌス

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