表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/51

第9話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

高速を降りて、一車線の田んぼ道をゆっくりと走って行く。


別に田舎で育っていない自分にも感じるこの懐かしさはなんなんだろう。


そう思いながら、自転車では上れそうにない坂道を上って行くと、微かに覚えがある景色がめのまえに広がってきた。


濃い緑色の葉っぱが生い茂った木に囲まれて、庭には小さな池と小さな農園があった。


赤い屋根に木造の古い家屋と祖父が建てた小さな物置が小さな頃の記憶と変わらずに存在していた。


ただ、一つ違う点は祖父がいない事だ。


車を敷地内に停めると、ハナがこっちに向かって勢い良く駆けてきた。


ハナは柴犬で人懐っこい性格で、俺よりも祖父と祖母の孫の様に可愛がられていた

ハナの頭を撫でていると、久しぶりに会った俺の顔を思い出す様に、綺麗な目で見つめてきた。


「よく来たね~」


祖母がゆっくりと玄関を開けて顔を見せた。

100%当たる占いがあったらどうしますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ