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第6話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか？その未来はただの予測なのか？現実に起こる確定の未来なのか？未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか？

祭りの余韻に浸りながら歩く帰り道、

「幸一、祭りは面白かったか？」

と祖父が質問してきたので、

「おもしろかったよ」

と答えた。

そう、その帰り道祖父と話しながら帰った。

でも、その内容が何故か思い出せなかった。

いつも笑顔だった祖父が少し厳しい顔をしていた。

そんな曖昧な記憶が蘇ってきた。

「おい！谷垣！」

課長の呼ぶ声でタイムスリップから現代に帰ってきた。

（今週末長野に行こう）

そして、仕事に取りかかりいつもの日常の中を歩き始めた。

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