第48話
何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?
自分の作った世界を支配してくれて、協力してくれるキャラを作ろうと思ったけどさ、なんかめんどくさくなってきちゃった。
でも、なんか、本当の人間と話してるみたいで面白かったよ!
リアルだなー、このゲーム本当に凄いわぁ。」
(はぁっ・・・・・・!?
こいつ、頭おかしい。
何言ってんの?
ゲーム?
キャラクター?
俺が?
この世界が?)
「まぁ、そう思うのも無理ないよね。
でも、それが現実なんだよ、実際。
今パニクってあんたが考えた事もわかっちゃうんだよね。
画面に吹き出しで文字が出て来ちゃうからさ。
でも、それもなんかもう飽きちゃったわ。
もう好きに生きていいよ。
君の人生操作したりしないからさ。
そもそも、このゲームのキャラクターは人生を操作する必要なんか無いんだよね。
生まれる時にどう生きていくかってプログラムするから、そこから大きく外れない筈なんだよね。
でも時々、君みたいにプログラム以外の動きをする奴が現れるからさ、話しかけてみて、何でかって調べてみたくなったんだ。
でも、なんか質問多いし、もう面倒くさくなったって感じ。」
100%当たる占いがあったらどうしますか?




