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第47話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

「まぁ、いいや。


あんたぁしつこいし、そろそろ本当の事を話そうか。」


DJマサキなる人物はいつもの突き抜けたテンションから一転して落ち着いた雰囲気で喋りだした。


「なんで俺があんたの運命を知っているか。


それはごく単純な理由だよ。


あんたが生きてる世界を作ったからね。


知ってるというか、操作できると言った方がいいか。


簡単に言うと、これはゲームなんだよ。


こんな世界を作りたい。という感じの建国シュミレーションだよ。


あんたの世界でもゲームは存在するだろ?


親に似てそんな物を作っちゃう辺りも面白いけどね、


一番面白いのは様々なイベントが起きて予測もしない方向に進む時が面白い。


思い通りにいかなくて、苛つく事もあるけどね。


このゲームで世界の住人に話しかけられる機能があるのよ。


別にラジオのDJで話さなきゃならないルールなんてのは勿論ないんだけどさ、DJやってみたかったかからさ。


思いつきだよね。

100%当たる占いがあったらどうしますか?

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