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第46話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

空が暗闇に包まれてきた頃、いつもは飲まないビールを一口含んで、無理やりに喉を通していた。


仕事から家に帰るなり落ち着かない気持ちを抑える様にもう一口勢い悪く飲みこんだ。


違和感のあるイヤホンを耳にはめると、聞き覚えのある音楽が少しずつ大きく響いてきた。


「ど~ぉもどもども!


やってまいりました、お待ちかねのDJマサキで~す。


今日は少しだけいつもより涼しく感じるね。


時は確実に進んでいるね。


そんな限りある時間の有効活用方法をお届けする予言レディオ。


それでは今日もスタート!」


いつの間にか聞き慣れた声は耳から離れずに、重たく残っている様だった。


「さぁて、早速今夜もお便りの方に参りましょう。


えー、東京都の谷垣さん。


あんたは何者なんだ?


なんでオレの運命を知ってるんだ?


正解ってどういう事だ?


何が目的なんだ?


・・・・・・君は逆にギャンブルで当てたいとか、結婚したいだとか、いつ死んじゃうかとか興味ないんかね。


珍しいタイプだねぇ。


こっちがあんた何者と聞きたいわ。」


てか、手紙とか全く出してないけど。


心で思ってた事を毎回言われてる所をみると、ますます理解ができなくなってきた。

100%当たる占いがあったらどうしますか?

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