表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/51

第41話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

この辺になると付き添いのレベルも上がった様で、まるで家族の様な対応が出来ていた。


会計を終わらせる頃には、少し痛みが落ち着いて来た様で、


「ご迷惑おかけしました。


家族に連絡して迎えにきて貰います。


本当にありがとうございました。」


と細い頼りない声でお礼を言われた。


「いえいえ。


大怪我ではなく、痛みがやわらいで良かったですね。


電話とかはお持ちですか?


ご家族に連絡しましょうか?」


と携帯を取り出そうとポケットを探しても見つからず、鞄の中に今朝急いで入れてきたに気付き携帯を掴むと、忘れていた日常を思い出した。


(今日仕事だったじゃん・・・・・・


遅刻してるし。


そして着信めっちゃ来てる・・・・・・)


今朝急いでいて鞄に携帯を放り込んでいたのが致命的だった。


一瞬焦ったが、もうしょうがないなぁっと割り切って、会社に連絡する事にした。


「・・・・・・連絡遅くなってすいません。


今朝、尋常じゃない腹痛に襲われまして、病院に担ぎ込まれていたんです。


点滴打たれてまして、少し動けるようになりましたので連絡致しました。」


途中で言葉を挟まれないように、少し早口で間を空けずに機械的に状況報告を上司にした。

100%当たる占いがあったらどうしますか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ