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第30話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

「お腹いっぱいになると、眠くなるなぁ」


父親のひと事にハッとすると、サービスエリア内のコンビニで眠気が抑えられるドリンク剤を探し、念の為2本買っておき、1本目を勢いよく飲み干した。


サービスエリアを出て暫くすると、大きな雨粒がボンネットに叩きつけられ、すぐに雨が激しく降り始め、視界が一気に遮られていった。


時計を横目で見ると、時間は1時34分。


すぐに35分に変わり、ハンドルを持つ手に力を入れ直し、息を大きく吐き、細まった目で素早く動くワイパーの間から注意深く前の車の様子を伺っていた。


後ろから聞こえる寝息が雨音にかき消され、流れている音楽のボリュームを少し上げて、メロディーを口ずさみながら、微かに見える移りゆく景色を眺めていた。


徐々に雨足が弱まってゆき、太陽の光が差し込んできた。


時計は15時35分。


アクセルを踏み込み、高速の出口に近付き、ゆっくりと下っていった。


少し日が傾いて来た頃、実家の目の前に着き、車庫入れをし始めると、後ろの2人がハッと目を覚まし、周りを見渡して着いたのっ?って顔をして背を伸ばしていた。


車を停めて、荷物を下ろした後一言二言話して、実家を後にした。

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