表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/51

第2話

何気ない日常を過ごしていたが、祖父の死をきっかけに自分の未来を放送するラジオを手に入れた主人公。未来は何故ラジオから放送されていたのか?その未来はただの予測なのか?現実に起こる確定の未来なのか?未来は誰の手にあるものなのかわかった時、あなたはどうしますか?

「おはよう」


会社の入り口で濡れたスーツの雨を埃を払う様に撫でていると、同僚の栗平さんが挨拶してくれた。


「おはよう。


酷い雨だよね!


天気予報なんてあてにならないよ・・・」


そう言いながら彼女の姿を見ると服がいっさい塗れてなかった。


その驚きの視線に気付いた彼女は右手に持っていた折りたたみ傘を軽く振って、軽く微笑んだ。


「いつも持ち歩いてるんです。」


備えあれば憂いなし。


晴れている日に傘を持ち歩くなんて邪魔で、考えられないと思っていたが、こんな日に出くわすと気持ちが揺らぐ。


でも、確率から考えると降られる状況の方がぐっと少ないし。


なんて、思いながら、濡れている髪の毛の雫を払った。

100%当たる占いがあったらどうしますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ