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転生先は魔王城  作者: 羅巳那【らみな】
39/43

〜田中 真夜〜覚醒

『うわあああああああ!!』

ボゴゴゴゴン!!

ポーラの一撃はギルギルギガに直撃した!

攻撃は直撃したがギルギルギガはびくともせずポーラを見た

『お!貴様は‥貴様はポーラだな?ギャビビビビビ!ギャビビビビビ!ポーラじゃないか!?』


ポーラは名前を呼ばれた時におぞましい記憶が蘇った

この顔‥‥雰囲気はだいぶ変わったがそうだ!こいつはあいつだ!

『ギャビビビビビ!元気みたいだったな!こいつがいたからもしかしたら、お前もいるんじゃないかと思ったがギャビビビビビ!会えて嬉しいぞ!』

ポーラの毛が逆立つ

怒りが溢れる‥‥ここまで怒りが溢れる事はきっと自分の人生ではこれ以上はないだろう‥私を道具みたいに扱ってきたこいつが!こいつは!復讐の怒りは噴き出す!

倒れたカウンタックの方を向く

《カウンタックさん本当に今までありがとうございます仇【カタキ】は必ずとります。私をこの今この時を迎えさせてくれた事に感謝します》

『ギャビビビビビさあ俺の奴隷よ!貴様は特別生かしてまた遊んでやるよ!』

!!!

バアアアアアアアアン!!!

ポーラは今まででも1番殺意を込めた蹴りをギルギルギガに浴びせた

ニヤリとギルギルギガは笑う

『ギャビビビビビ‥‥ほう‥だいぶ‥‥強くなってはいるみたいだな‥‥』

ポーラは怒りで溢れていたしかし頭は冷静だった

どうやったら殺せる!かを考えて

ビュンビュンビュンビュン!!!

ギルギルギガは全ての攻撃をかわす

ギュウオオオオオオ!黒い光の球を手に集中させ放つ!

ジュドーーーーン!!

ポーラは素早くかわす

そのままギルギルギガにハイキックを向ける

バアアアァァン!!

ニタアァァァ

『軽い攻撃だな‥ポーラ‥やはり奴隷は奴隷だなポーラ‥あとでたっぷりと可愛がってやるよ』

!!!

ギルギルギガの目が光

その光でポーラはおぞましい記憶の幻覚が蘇る


『あ、、あ、、』

少し暗い地下‥いつも毎夜迎えたあの場所‥何年も経ったが未だに中の事は覚えている

中に入って右の上の棚には長い棒、ムチ、ナイフ

ナイフは血で錆びていた‥‥何度も何度も何度も遊びで斬り刻まれたナイフ

コツ‥コツ‥部屋の扉の前に来た‥キイィィィィ‥‥男が笑って立っている

私を‥私を‥いつも痛めつける時あの男は笑っていた

あの笑っている顔‥あのきみがわるいあの顔‥

『うわああああ!あああ!あああああぁぁぁーーー』

ポーラは過去の記憶が蘇り恐怖が襲い掛かる

『ギャビビビビビ‥ポーラあの時いっただろう?もしあの場から俺から離れたら酷い目に合わすってな!?よくも俺の言う事を聞かなかったな!?ぐギャビビビビビ‥さあお仕置きをしようポーラ!さあこい!!』


『うわああああああああああ』

ポーラは頭を抱えて叫ぶ!怖い怖い怖い助けて!

『ギャビビビビビ!さあポーラ行こう!俺と共に!』


『にゃああああああ!ポーラに近づくな!』

アーミーはギルギルギガに攻撃を行う!

バシィィィ‥‥

『ギャビビビビビ‥邪魔をするなよ‥』

⌘キュロスコールドライトニング⌘

バリバリバリバリ!!!!

『にゃああああがががあああああ!』バチバチバチバチ‥


『うわああああうあああああー』

ポーラは泣き叫ぶ

『ぽ‥‥ぽー‥ら‥‥‥たす‥けてあげる‥‥にゃ‥‥』

ギルギルギガはポーラを蹴り飛ばす

バゴン!!

『ギャビビビビビ‥まだ俺には相手しなきゃいけないやつがいるからな‥ポーラ!今度は静かに待っておくんだよ‥すぐ帰ってくるよ』

!!!

『ポーラとアーミーをよくも!!』

天堂がギルギルギガに攻撃を仕掛ける

『ギャビビビビビ!!天堂!貴様から来てくれるなんてな!嬉しいじゃねえか!』

天堂はスキルチャージで溜まったスキルをギルギルギガにぶつけた!

ギインギインギイン!!

『ギャビビビビビ無駄だって天堂!!』

ギルギルギガは爪を振り下ろす

ズジャーーーー!

天堂は爪で裂かれた

『がっふ‥‥ぐ‥貴様はそういえば姿形だけではなく剣までも捨てたのか?』


『天堂‥何度も言うが俺はカウンタックではないギルギルギガだ!記憶で貴様らの邪魔な記憶が存在してるから楽しみついでに相手をしているだけだよ!ギャビビビビビ!本当は無視して世界をぶっ潰していいんだがそれだけじゃあつまらないだろう?だから俺は世界のやつらで遊んでやるんだよ!』


血を流す天堂は体力的にも限界が近かったしかし天堂にとってもこの敵は憎い敵

ポーラやアーミー他のみんなを傷つけたこいつだけは許せなかった

『うおおおおおおーーーー』

ギインギインギイン!!剣撃の爆風が舞う

天堂はあの時よりもレベルを上げていた強くなった!

しかし相手はまるで次元が違っていた

ギルギルギガにとって天堂の攻撃スピードは大した事なかった

全ての攻撃を受けてもギルギルギガには傷1つつけることが出来ない

天堂はそれでも攻撃の手を緩めない!

ギインギインギイン!!!

『て‥‥天堂さん!』

真夜にも通じていた。天堂の悔しい思い仲間を傷つけられた怒りその全てが今の天堂さんを動かしている事を

もう戦闘も始まって10時間が過ぎた

夕方の太陽も沈み夜になっている

倒れているのは何人いるの?死んだ人は何人?もう現状もまったく把握出来ない状態になるくらいの戦況の中

天堂だけはまだ心を折らずに敵の大ボスに向かって剣を向けて戦っている

ギインギインギイン!!

『ううううううううううう!!!』

ギルギルギガはこの天堂が嫌いだった‥‥ブロッサムの記憶があるからじゃない。この天堂は俺に向けて本気で倒してやると向かってきている。もう俺に何発攻撃を浴びせた?その体力はもう限界なのだろう?苦しいのだろう?でも‥‥何故?何故?無駄だと気付かない!?この俺様と貴様とじゃあ格差が違うだろう?何故まだこいつは!!俺に‥‥俺に!!勝てる気でいるんだ!?

『ぎゅああああああああ!!!』

バッギーーーン

ギルギルギガの爪が天堂の剣を破壊した

『がああああああああああーーーー』

ギルギルギガが力を入れると周囲が光って爆発した!

バゴゴゴゴゴゴン‥‥

天堂は爆発で吹っ飛んで倒れている

ギルギルギガは天堂に近づく‥

『このやろうめ、貴様だけは本当に嫌いだったよ!殺してやる』

!!!

天堂を守るように真夜が覆いかぶさる

『きさま‥たしかあの時もそうやっていたやつだな?』


『やめて‥お願いもう決着はついたでしょ?だからやめて!』


『馬鹿が、前も言ったがそいつは絶対ダメだ絶対殺す』

ギルギルギガは真夜の頭を掴む

そのまま上にあげる

『うわああああああ!うわあああ!』

ミシミシ‥

『いいかいお嬢ちゃん?この世はな上に立つ存在と下にいる存在がいるんだ‥この天堂ってやつは下の存在の癖に、この俺様よりも上に立とうとした愚か者なんだよ?わかるか?身の程知らずってやつだ、こいつは上に立つ存在の俺を馬鹿にした大馬鹿なんだ?こんなやつはいたらいけねえ‥ちゃんと自分の身の程をわきまえた存在だけが存在して良い許可を俺が与えてあげる世界を作るんだよ』

ミシミシ‥‥

『っで君は‥‥俺に反抗する愚か者かな?』

ミシミシ‥‥

『あ、、、あ、、、あ、、、、あ、、、』

頭を掴むその手の圧力がドンドン増していく

涙が溢れる。私はいつも守ってもらっている、いつも守ってもらっているのにまた助けてあげる事ができない

助けたい、、天堂さんを、、アーミーを、、みんなを、、私に、、私に、、、力が‥力があれば


ーーーやちゃんーーー


真夜ちゃんーーー真夜ちゃんの力になれるよう僕ーーー頑張るよーーーー


キュウウウウウウウウウウウーーーー

『な!?なんだ!?』

真夜の頭を掴む手を真夜が握る

ジュウウウウウゥゥゥゥ!

『うっがああああああーー!!!』

焦げるような熱さに耐えきれなく手を離した

『な、、、なんだこいつ!?』

⌘コールドアロー⌘

バギギギギギ!!キュオーーーーーーン!!


ズバンーーーー

『がああああ!』

ギルギルギガに刺さった大きな氷の刃を抜く!

ズッボ、、、

『な、んなんだこいつは?いきなり魔法の力が上がりやがった』


⌘フレイムバースト⌘

ゴオオオオオオォォオォォォオオ!!

凄まじい大きさの火の海がギルギルギガに襲い掛かる

『ぐうううう!この威力は!?』

バシュウウウゥゥ‥‥


『なんなんだこいつは?魔力が並じゃねえ!こいつの魔力は10人、、、、いやもっとそれ以上の魔力がありやがる!』

ギルギルギガの身体で傷ついた部分の再生が間に合っていない

真夜は常に離れた状態だと初級魔法を放ち続ける!

初級魔法でも小さいが威力なら上級魔法を超えていた

ギュンギュンギュンギュン!!!!

『ぐううう!今こいつの魔法をくらうことは危険だな‥まだ復活したてで完全なる肉体ではない』


ギルギルギガは上空へ飛ぶ

『おい貴様!よくも邪魔をしてくれたな!!貴様は必ず殺しにきてやるよ!』

黒い渦が現れギルギルギガはその渦の中に入っていきギルギルギガは闇の中に入って消えていった


真夜の周りを囲っていた魔法の光が消える


真夜はその場で静かに倒れた



上空には4人の魔族が到着していた

『激しい魔法の衝撃を感じたが、どうやら終わっているみたいだ!さあみんなモンスターを退治して他のみんなを助けるんだ!人間達の怪我をした者の救出も行なっていく!』

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